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2023年版 国産SUV型式別料率クラスランキング!自動車保険料に有利・不利なモデル上位を選出!料率クラス一覧表も公開

suvclass2023

2023年、SUV(Sport Utility Vehicl)はスタンダードカテゴリとして定着したばかりか、PHEVやEV導入のメインカテゴリとしても旺盛です。

そんなSUVについて、2023年版「国産SUV 型式別料率クラス(車両料率クラス)ランキング」「型式別料率クラス一覧」を公開したいと思います。

また、別の記事では国産スポーツや、往年の絶版国産スポーツについても料率クラスランキングを掲載しています。興味のある方は是非ご覧ください。

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zr-v_rz_02HONDA[出典:https://www.honda.co.jp/]

それでは後述の「型式別料率クラス一覧」からデータを集計・分析して、国産SUVの型式別料率クラスランキングを発表します。

今回ランキング対象として、販売終了から20年経過したモデルを対象外としました。従って2003年以降に販売していたモデル(軽自動車を除く)を対象とします。

集計方法は例によって以下の手法を基本とします。

◇集計方法について

① 4つの補償項目クラス値(対人/対物/傷害/車両)の合計をクラス合計値として算出。

② クラス合計値の小さいものからランキング上位へと選出。

③ クラス合計値が同じ場合、[車両項目クラス]値を除いたクラス合計値を算出して比較。

④ 最終的にクラス合計値で優劣が付かない場合は、複数の型式を同率1位として扱う。

つまり、クラス合計値が最も小さいものを「総合ベスト1」、最も大きいものを「総合ワースト1」とします。

クラス合計値が同じ場合は[車両項目クラス]値を除いたクラス合計値を算出して比較します。
※ランキングリストの合計値カッコ内が車両を除いたクラス合計値

車両保険は、他に比べてオプション的要素が強く、必須の契約ではない為この様なルールとしています。

それでは2023年度「国産SUV 料率クラス総合ランキング」はこちらです!

※2020年から型式別料率クラス制度が改定され、普通・小型乗用車の料率クラス値は1~17の「17段階」評価となっています。

国産SUV 料率クラス総合
ベスト1位~10位
順位メーカー型式合計
車種
rank1sスバルGT7141612(6)
XV
rank2sスバルBS9142714(7)
レガシィ アウトバック
rank3sスバルSJG143614(8)
フォレスター
4スバルGP73
51
5
14(9)
インプレッサXV
5スズキYE21S415414(10)
エスクード
6ホンダGR5245615(14)
フィット クロスター
7スバルSJ5155516(11)
フォレスター
マツダDK5AW1645
CX-3
9スズキTL52W284216(14)
エスクード
10スバルSK9324817(9)
フォレスター
国産SUV 料率クラス総合
ワースト1位~10位
worst1sミツビシV78W81614947(38)
パジェロ
worst3sレクサスGYL10W1111111346(33)
RX
worst3sレクサスGGL10W111481144(33)
RX
4トヨタGSU35W131211743(36)
ハリアー
5ニッサンWGY6115139542(37)
サファリ
6レクサスGYL15W111181242(30)
RX
7トヨタMCU31W12129841(33)
ハリアー
8トヨタKDJ121W13
10
9
9
41(32)
ランドクルーザープラド
9トヨタGRN215W15108740(33)
ハイラックスサーフ
10スズキTDB4W14117840(32)
エスクード
トヨタMHU28W121378
クルーガーハイブリッド

※クラス合計値:()内は車両を除いた「対人/対物/障害」の合計値
※普通・小型乗用車の料率クラスは17段階評価

それでは、2023年版 型式別料率クラス(車両料率クラス)のベストランキング確認していきましょう。

総合ランキング1位

スバル XV[GT7型]
国産SUV 型式別料率クラスランキング 。輝ける2023年総合ベスト1は、スバル XV[GT7型]です!

xv_gt_04インプレッサXV GT7[画像出典:https://www.subaru.jp/]

◇スバル XV GT7型
販売期間:2017年5月~2022年10月
運転支援機能:アイサイト(Ver.3)
料率クラス合計値:12(車両クラスを除く:6)

過去料率クラス上位にランキングされたこともあるXV。初のベスト1獲得です!

GT7型はXVとしては3代目となるモデル。2.0L NAエンジンを搭載し、ミッションはCVTとなります。駆動方式はAWDのみの構成となります。販売期間は2017年5月~2022年10月で総合ベスト10位のフォレスター[SK9型]とは同世代にあたります。

スバルの運転支援システム「アイサイト(Ver.3)」を全車に搭載しており、予防安全の効果は高い。今回のベスト1受賞の大きな要因であるのは間違いありません。

対人・傷害項目クラスは『1』と最高評価で素晴らしいの一言。その他クラスの評価も良好であり、料率クラス合計値『12』は他の追随を許しません。

保険料金的にも、かなり有利な型式と言えるでしょう。

 

総合ランキング2位

スバル レガシィ アウトバック[BS9型]
総合ランキングベスト2は、上位ランク常連のスバル レガシィ アウトバック[BS9型]がランクイン!

legacy_bs9_01LEGACY OUTBACK BS9[画像出典:https://www.subaru.jp/]

◇スバル レガシィ アウトバック BS9型
販売期間:2014年10月~2021年3月
運転支援機能:アイサイト(Ver.3)
料率クラス合計値:14(車両クラスを除く:7)

BS9型はスバルのフラッグシップSUVである、レガシィアウトバックの5代目にあたるモデルです。より大型化して、内外装もプレミアム性を増し高級志向へ。ちなみに、この世代のレガシィから、日本向けツーリングワゴンは廃止となり、レヴォーグにその座を譲っています。

BS9型は水平対向4気筒2.5Lエンジンを搭載しミッションはリニアトロニックCVTのみ。駆動方式は全車AWDとなります。販売期間は2014年10月~2021年3月とやや長い期間販売されていました。

予防安全・運転支援システムは「アイサイト(Ver.3)」を搭載しています。対人項目クラスでは最高評価『1』を獲得しており、ここでもアイサイトが絶大な効果を発揮しています。

対人項目クラスは『1』と最高値。傷害項目クラスも『2』とかなりの高評価です。ただ、車両項目クラスは『7』と平凡であり、XVにベスト1を譲ることになった理由です。しかしながら料率クラス合計値『14』は優秀で、2022年よりランキングを1つ上げています。

 

総合ランキング3位

スバル フォレスター [SJG型]
総合ランキングベスト3には、これまた上位ランキング常連のスバル フォレスター [SJG型]が登場!

forester_sj5_01FORESTER SJG[出典:https://www.goo-net.com/]

◇スバル フォレスター SJG型
販売期間:2012年11月~2018年7月
運転支援機能:アイサイト(Ver.2)
料率クラス合計値:14(車両クラスを除く:8)

SJG型は4代目フォレスターにあたる、2.0L 直噴ターボエンジン搭載の4WDモデル。最高出力280psを誇るハイパワーSUVで、ミッションはCVTとなる型式です。販売期間は2012年11月~2018年7月となります。

スバルの運転支援システム「アイサイト(Ver.2)搭載モデル」でもあります。アイサイトの優秀な予防安全性能がランキングに貢献しているのは確実でしょう。2020年ランキングではベスト1に輝いた型式でもあります。

対人項目クラスは『1』と素晴らしく、クラス合計値『14』は上位ランカーとして誇れるものです。ベスト2のレガシィとはクラス合計値は同じですが、車両項目クラスを除いた合計値1ポイント差でベスト3となりました。非常に僅差であり、優秀な型式であることに疑いはありません。

 

ここからは、2023年 国産SUVの総合ワーストランキングです。

ベストランキングの対極であり、保険料金的には不利となる国産SUVについてランキングを見ていきましょう。

総合ワースト1位

ミツビシ パジェロ[V78W型]
2023年版の国産SUV 総合ワースト1位は往年のこの1台、ミツビシ パジェロ[V78W型]です。

pajero_v78w_01RPAJERO V78W[画像出典:https://www.goo-net.com/]

◇ミツビシ パジェロ V78W型
販売期間:1999年9月~2006年10月
運転支援機能:なし
料率クラス合計値:47(車両クラスを除く:38)

往年の本格クロスカントリー系SUV。当時ミツビシのフラッグシップSUVであった3代目パジェロがワースト1に決定です。

パジェロはパリダカールラリー参戦で有名な車種であり、優勝もし成し遂げています。

V78W型は、3.2Lディーゼルターボエンジンを搭載しミッションに5ATを組み合わせたモデルです。駆動方式はもちろんフルタイム4WD(スーパーセレクト4WDII)。ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディが初採用され、剛性アップと軽量化を達成しています。

販売期間は1999年9月~2006年10月と時代も時代なので、運転支援機能は当然搭載しておりません。パジェロシリーズは料率クラス値が高め(良くない)な型式が多いですが、このV78W型だけは突出して評価が悪いです。

対物項目クラス値『16』は今回のエントリー型式のなかで最悪の数値を誇ります。同じく、料率クラス合計値『47』も、単独完全ワースト1位です。2022年ランキングでもワースト1位でしたが、その値を3ポイント超えてくる凶悪ぶりです。

 

総合ワースト2位

レクサス RX[GYL10W型]
国産SUV 総合ワースト2は、ワーストランキングお馴染みの高級車。レクサス RX[GYL10W型]がランクイン。

rx_gyl15w_01RX GYL10W[画像出典:https://www.goo-net.com/]

◇レクサス RX GYL10W型
販売期間:2009年9月~2015年10月
運転支援機能:なし
料率クラス合計値:46(車両クラスを除く:33)

ワールドプレミアムブランドのレクサスですが、総合ワースト2としてランクインしています。

GYL10W型は、レクサスRXとして3代目となる高級クロスオーバーSUVです。V6 3.5Lエンジンを搭載し、駆動モーターもプラスしたTHSIIハイブリッド仕様。ミッションはCVTで駆動方式はFFとなる型式です。アーバンライクなSUVで、販売期間は2009年9月~2015年10月。運転支援機能も搭載なしとなります。

車両項目クラス値『13』を筆頭に他項目クラス値も軒並み悪評です。料率クラス合計値は『46』は、凶悪なワースト1位パジェロに1ポイント差と迫るほど。

レクサス RXシリーズは全体的に料率クラス値は高い(良くない)傾向があり、ワーストランキングの常連です。そのRXのなかでも、抜きんでて悪評の高いプレミアムブラックな型式です。

 

総合ワースト3位

レクサス RX[GGL10W型]
国産SUV 総合ワースト3は、またもRXシリーズからレクサス RX[GGL10W型]が!

rx_gyl15w_01RX GGL10W[画像出典:https://www.goo-net.com/]

◇レクサス RX GGL10W型
販売期間:2009年9月~2015年10月
運転支援機能:なし
料率クラス合計値:44(車両クラスを除く:33)

ワースト2に続いて、総合ワースト3にもレクサスRXがランクインです。

GGL10W型は、ワースト2のGYL10W型と同世代のRXです。V6 3.5Lエンジンを搭載し、ミッションは6ATを組み合わせたガソリンエンジンモデル。駆動方式はFFで、こちらも都会派志向のSUVとなります。販売期間は2009年9月~2015年10月で、運転支援機能も搭載はありません。

対物項目クラス値は『14』と評価が悪く、料率クラス合計値は『44』となかなかのヤンチャぶりです。いつワースト1になってもおかしくない、そんな立ち位置にいるRXファミリーの問題児です。

この世代のRXには、他にも上位ワーストランカー予備軍ともいえる型式が控えている恐ろしさがあります。

これら料率クラス総合ワースト1~3位の型式は、自動車保険料金については、もちろん不利となります。

参考までに総合ランキングのベスト&ワースト4位~10位の傾向も確認しておきましょう。

◆ベストランキング 4位~10位

ベストランキングにはコンパクト~ミドルサイズSUVがランクインしています。都市型志向よりも、フルタイム4WDの悪路走破性も併せ持つモデルのランキングが多くみられます。

運転支援機能搭載車が上位ランクの大半を占めています。この辺りは当然の結果なのでしょう。

メーカーでは、特にスバル車が多く登場しています。上位ベスト3がすべてスバル車なうえに、4位~10位でさらに3型式がスバル車という結果です。スバルの運転支援システム「アイサイト」は、そんなにもアドバンテージがあるものなのかと感じざるを得ません。

そんな中で「スズキ」の検討が目につきます。

◆ワーストランキング 4位~10位

ワーストランキングでは、ほぼ全てが大柄なクロスカントリー系SUV、プレミアムSUVで占められています。それらは現行型ではなく、全てが運転支援機能を搭載しない古い型式となっています。

運転支援機能ついては、製造年代当時の技術レベルもあるので「非搭載」は仕方のないところです。中古流通個体数が少なく、料率クラス評価が偏ってしまった可能性もあります。

しかしながら、結果として傾向はハッキリと表れており、古い型式の本格クロカン系や高級志向モデルについては、料率クラス評価はキビシイ傾向にあります。

メーカーでは、トヨタが多くランキングされています。レクサスでは、RXがまたも登場しているのが見て取れます。カテゴリ的にも、全方位に車種展開しているメーカーの名が挙がるのは仕方ないところかも知れません。

料率クラスが悪くても!保険料金を節約する方法あります!

型式別料率クラスは確かに保険料金に影響しますが、保険会社や契約条件によってもトータル金額は変わってきます。

例えクルマの料率クラスが悪くても、なるべく安い自動車保険を見つける事は可能です。

それにはどうすれば良いでしょう?

答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。経験上、それがもっとも効果的で最短ルートです!

でも一社ごと見積もりなんて、それこそ時間もかかるし気力・体力も削られて正直割に合いません。

ですのでわたしは、保険料が安くなると評判のこちらの一括見積もりサービスをお勧めしています。実際、わたしも更新のたび使用していますが実効性アリですよ!

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crosstrek_gu_02SUBARU[画像出典:https://www.subaru.jp/]

次に型式別料率クラスの各補償項目別に、「ベスト1位&ワースト1位」のランキングを見ていきましょう。

型式別料率クラス(車両料率クラス)の各補償項目(対人/対物/傷害/車両)ごとにランキングをしていきます。

集計方法は以下の手法を基本とします。

◇集計方法について

① 4つの補償項目クラス値(対人/対物/傷害/車両)ごとに値を集計。

② 補償項目クラス値の最も小さいものベスト1、最も大きいものをワースト1とする。

③ クラス値が同じ場合、同率1位として扱う。

単純に、項目クラス値が最も小さいものを「項目ベスト1」、最も大きいものを「項目ワースト1」とします。

「対人補償項目クラス」について、ベスト1位とワースト1位の型式ランキングです。

対人補償項目クラス ベスト1
順位
メーカー型式対人クラス合計
車種
rank1sスバルGT7112(6)
XV
スバルBS914(7)
レガシィアウトバック
スバルSJG14(8)
フォレスター
スバルSJ516(11)
フォレスター
マツダDK5AW
CX-3
対人補償項目クラス ワースト1
worst1sニッサンWGY6115
42(37)
サファリ
トヨタGRN215W40(33)
ハイラックスサーフ

※クラス合計値:()内は車両を除いた「対人/対物/障害」の合計値

最高評価となるクラス値『1』が複数あり、ベスト1では5つの型式が同率1位となっています。同様に、ワースト1でも2つの型式がクラス値『15』で同率ワースト1位となっています。

対人項目クラス1位には、総合ベストランキング1位~3位にランキングされた優秀なスバル車が勢ぞろいしています。5型式中4型式がスバル車であり無類の強さを誇ります。最下位はニッサンからサファリ[WGY61型]とトヨタ ハイラックスサーフ[GRN215W型]の往年のクロカン系SUVが名を連ねています。

「対物補償項目クラス」について、ベスト1位とワースト1位の型式ランキングです。

対物補償項目クラス ベスト1
順位
メーカー型式対物クラス合計
車種
rank1sスズキYE21S114(10)
エスクード
ミツビシPC5W22(19)
デリカスペースギア
対人補償項目クラス ワースト1
worst1sミツビシV78W1647(38)
パジェロ

※クラス合計値:()内は車両を除いた「対人/対物/障害」の合計値

最高評価となるクラス値『1』が複数あり、ベスト1では2つの型式が同率1位となっています。対物補償項目クラスのワースト値は『16』とかなり高い値です(『17』まで振り切っていない分まだマシ)。

対物項目クラス1位には総合ベストランキング5位のスズキ エスクード[YE21S型]が。最下位には総合ベストワースト1位でもあるミツビシ パジェロ[V78W型]がランクインしています。

「傷害補償項目クラス」について、ベスト1位とワースト1位の型式ランキングです。

傷害補償項目クラス ベスト1
順位
メーカー型式傷害クラス合計
車種
rank1sスバルGT7112(6)
XV
スバルGP714(9)
インプレッサXV
トヨタVZJ121W18(15)
ランドクルーザープラド
ミツビシPA4W18(17)
デリカスペースギア
スバルVN519(9)
レヴォーグ レイバック
スバルBR920(13)
レガシーアウトバック
ミツビシCU2W21(16)
エアトレック
トヨタACU25W21(17)
クルーガーL/V
トヨタACA31W22(16)
RAV4
ホンダRD722(18)
CR-V
スズキTD02W22(21)
エスクード
トヨタMCU25W23(18)
クルーガーL/V
ホンダRD524(19)
CR-V
ミツビシCW5W26(19)
アウトランダー
トヨタACA33W
ヴァンガード
ミツビシCU4W
エアトレック
傷害補償項目クラス ワースト1
worst1sトヨタMCU20W1538(33)
クルーガーL/V

※クラス合計値:()内は車両を除いた「対人/対物/障害」の合計値

最高評価となるクラス値『1』が複数あり、ベスト1では16の型式が同率1位となっています。ワーストでは傷害補償項目クラス値『15』がエントリー型式中で最も高い値となります。

傷害項目クラスベスト1には、総合ベスト1となったXV[GT7型]もランクイン。その他、多様なメーカーや車種が登場しています。傷害補償項目クラスのベスト1では、意外にも、運転支援機能も持たない古い型式や本格クロスカントリー系も多くランクインしているという傾向があります。

ワースト1は、ライトクロカンとも呼べるクルーガー[MCU20W]。ベスト1には同年代のクルーガー[MCU25W型]がランクインしており、型式による落差の大きさを実感します。

「車両補償項目クラス」について、ベスト1位とワースト1位の型式ランキングを確認しましょう。

車両補償項目クラス ベスト1
順位
メーカー型式車両クラス合計
車種
rank1sホンダGR5115(14)
フィット クロスター
スズキJB74W17(16)
ジムニーシエラ/ワイド
ミツビシPA4W18(17)
デリカスペースギア
ホンダGH419(18)
HR-V
スズキJB33W20(19)
ジムニーシエラ/ワイド
スズキTD02W22(21)
エスクード
スズキTA02W
エスクード
ダイハツJ100G
テリオス
ダイハツJ122G23(22)
テリオス
ミツビシPC4W
デリカスペースギア
スズキTX92W24(23)
グランドエスクード
トヨタJ100E25(24)
キャミ
ミツビシPA5W
デリカスペースギア
ホンダGH1
HR-V
トヨタGSJ15W
FJクルーザー
ミツビシH71W26(25)
パジェロイオ
トヨタZCA25W
RAV4L/J
スズキTA52W28(27)
エスクード
ホンダGH331(30)
HR-V
ミツビシH61W32(31)
パジェロイオ
車両補償項目クラス ワースト1
worst1sレクサスURJ201W1739(22)
LX
トヨタURJ202W38(21)
ランドクルーザー

※クラス合計値:()内は車両を除いた「対人/対物/障害」の合計値

最高評価となるクラス値『1』が複数あり、ベスト1では実に20もの型式が同率1位となっています。ワースト1でも2つの型式がクラス最悪値『17』で同率ワースト1位となっています。

傷害補償項目クラスよりもさらに、車両補償項目クラスでは最高評価『1』の型式が多いのが特徴です。運転支援システムを持たない型式が多く、コンパクト系SUVが大半を占めています。

ワースト1には、大型のクロカン系ランドクルーザー[URJ202W型]および大型高級SUVのLX[URJ201W]が同率1位でランクインです。料率クラス評価で最も高い値『17』まで振り切っているので、車両保険をセットした場合の保険料が怖いです。

各補償項目クラスでの最小値と最大値は以下の通りです。

2023年 国産SUV補償項目クラス 最大最小値
補償項目クラス対人対物傷害車両
最小値(良い)11
最大値(悪い)15161517

各項目クラスのベストランキングについては、対人・対物項目クラスでは最高評価『1』の対象型式が少なく、逆に傷害・車両項目クラスでは対象型式が多い傾向がありました。

古い型式などは、予防安全機能がないことで料率クラス評価に不利と思えそうですが、実際そうはなっていません。結果から考えるに、傷害・車両項目クラスについては、運転支援機能と直接関係しない部分があるという事になりそうです。

例えば、古い型式は流通量も少なく車両保険をセットしている事も少ない。よって、型式によっては事故による保険申請実績に偏りが発生。車両項目クラス評価が極端に偏った?とも思えます。傷害項目クラスもデカくて丈夫な車だから傷害保険申請も少ない?とか。※あくまで個人的な推測です

とはいえ、型式別料率クラス評価全体でみれば、運転支援機能を搭載した型式のほうがクラス評価が良いのは間違いありません。今後、運転支援機能付きの型式のみでのランキングになった場合、その差はどこで付くのか興味深いです。

各項目クラスのワーストランキングについては、全般的に総合ワーストと傾向は一緒です。古い型式の本格クロカン系および高級志向モデルがランクインしています。さすがに、ワーストに数台もランクインすることはありませんでした。

また、総合ランキングに顔を出している型式は、各補償項目クラスでも度々現れています。

その他、今回のデータから国産SUVの料率クラス平均値を算出してみました。

クラス合計値平均では他のカテゴリに比べやや高めとなっています。特に「対人」「対物」が高いですが、反面「車両」に関しては評価が良く低めの数値となっています。意外であり興味深いところですね。

2023年 国産SUV 料率クラス平均値
対人対物傷害車両クラス合計値
7.47.76.56.728.4

国産SUVを所有されている、またはこれから購入を考えているのならコチラが料率クラスの標準指標として参考になるかと思います。

該当する型式の、おおよその保険料の傾向は掴めるのではないでしょうか。

その他、参考になる別カテゴリの分析データを記載します。今回の料率クラス平均値と比較してみるのも面白いですね。

別カテゴリの料率クラス平均値
対人対物傷害車両クラス合計値
2023年 現行国産スポーツカー 料率クラス平均値
6.45.67.310.529.7
2023年 国産ミニバン 料率クラス平均値
6.47.06.76.826.9
2022年 スバル車 料率クラス平均値
6.36.86.27.426.6
2020年 厳選絶版スポーツ 料率クラス平均値
8.46.27.99.632.1

cx60_khxp_08
MAZDA[出典:https://www.mazda.co.jp/]

スタンダードカテゴリとして定着したといってもいい「SUV」。

それだけに、関わることが多く保険料金も気になる人は多いのではないでしょうか。

今回の型式別料率クラスのランキングは、クラス値の変動も大きく感じました。ランキングの顔ぶれも少々変わったかなと思います。今回、20年経過モデルを除外したことも影響してるかも知れません(クロカン系SUVは古いモデルであっても人気が衰えませんので、除外は最後まで躊躇しました)。

それでも、まだまだ、運転支援機能を搭載していないような型式も多く、それらが混在した中でのランキングは続きます。

最近の運転支援機能搭載モデルは料率クラスの評価が高く。近年その傾向は顕著でありランキング結果にも反映されています。予防安全機能による事故低減効果が、ここ数年の間にしっかりと評価されてきたとも言い換えられます。

料率クラス的には新しい型式が有利ですが、車の嗜好は人それぞれです。必ずしもそちらが最良ではありません。こちらのランキングが何かしらの参考になれば幸いです。

それでは、2023年 国産SUV型式別料率クラスを簡単にいえば!

今回のテーマを簡単に言えば!

 2023年総合ランキング上位では、スバル車が無類の強さを誇る。アイサイトの優位性を伺わせる結果となった。

 総合ランキング上位にはコンパクト~ミドルSUV、かつ運転支援機能搭載モデルの傾向がある。

 最新モデル(型式)も適正な料率クラス評価反映が早まっている。運転支援機能搭載車はより優秀な評価が進んでいる。

 ランキング下位には運転支援機能非搭載のクロカン系SUV・高価なプレミアム系SUVが目立つ。

 2020年以降に型式別料率クラスは17段階に細分化され、クラス評価値は変動幅が大きく反映も早い。

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ただ実際にやってみると分かりますが、いろいろな条件で複数社の見積もりを取得するのは正直とても大変でした。

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crownx_tzsh_07TOYOTA[画像出典:https://toyota.jp

最後に、2023年版 国産SUVの型式別料率クラス一覧表を掲載します。

2020年に17段階評価に改正となった型式別料率クラス制度。今年で改正後4年目となり、SUVモデルの料率クラスがどう変化したのか。その結果でもあります。

●トヨタ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

TOYOTA
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
アクアクロスオーバーNHP10H6695×
ヴァンガードGSA33W9768×
ACA38W7957×
ACA33W9917×
キャミJ122E81052×
J102E3794×
J100E71251×
クラウンクロスオーバーAZSH3577910
TZSH3577910
クラウンスポーツAZSH36W77913
クルーガーL/VMCU25W8915×
MCU20W99155×
ACU25W7914×
ACU20W13953×
クルーガーハイブリッドMHU28W121378×
ハイラックスサーフGRN215W151087×
KDN215W111197×
TRN215W101155×
TRN210W111375×
RZN215W71255×
RZN210W111094×
VZN215W101065×
VZN210W13995×
ハリアーAXUP8577913
AXUH8566610
AXUH809799
MXUA856479
MXUA808488
AVU65W89410×
ASU65W5378×
ASU60W11578×
ZSU65W7758×
ZSU60W7878×
ACU35W111046×
ACU30W111166×
ACU15W5993×
ACU10W71063×
GSU36W111078×
GSU35W1312117×
GSU31W11975×
GSU30W9965×
MCU36W9938×
MCU35W51085×
MCU31W121298×
MCU30W91146×
ハリアーハイブリッドMHU38W121248×
ヤリスクロスMXPJ105576
MXPJ156677
MXPB105374
MXPB155575
ライズA210A7666×
A202A6977
A201A6775
A200A4685×
ラッシュJ210E2955×
J200E6773×
ランドクルーザーFJA300W87712
VJA300W87712
URJ202W88517×
UZJ200W101168×
ランドクルーザー100UZJ100W5835×
ランドクルーザープラドGDJ151W79812×
GDJ150W811911×
TRJ150W89610×
GRJ151W11967×
GRJ150W9776×
GRJ121W71074×
GRJ120W71274×
KDJ125W131196×
KDJ121W131099×
KDJ120W911108×
RZJ125W131193×
RZJ120W121053×
TRJ125W1111115×
TRJ120W4953×
VZJ125W131195×
VZJ121W6813×
VZJ120W101054×
bz4xXEAM1067913
YEAM1567913
C-HRNGX504656×
NGX102775×
ZYX119877×
ZYX108877×
FJクルーザーGSJ15W91051×
RAV4MXAA548465×
MXAA525575×
AXAH546667×
AXAH5213878×
ACA36W81055×
ACA31W51016×
RAV4PHVAXAP546679
RAV4L/JZCA26W6742×
ZCA25W71081×
ACA21W7993×
ACA20W6934×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●レクサス SUV型式別料率クラス表[2023年版]

LEXUS
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
LXURJ201W107517×
NXAAZH2677712
AAZH207679
AAZH2577710
TAZA2577710
AAZA2077710
AAZA2577710
AYZ1569512×
AYZ1078411×
AGZ153579×
AGZ105759×
RXAALH1677914
AALH1577913
AALH1077913
TALH1777713
TALA1577913
TALA1077913
GYL26W116713×
AGL25W651013×
AGL20W26811×
GYL25W77414×
GYL20W98713×
AGL10W710811×
GYL16W912712×
GYL15W1111812×
GYL10W11111113×
GGL16W11779×
GGL15W67612×
GGL10W1114811×
RZXEBM1567914
UXKMA1066713
MZAH1568109×
MZAA107576×
MZAH106678×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●ホンダ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

HONDA
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
ヴェゼルRV66978
RV55778
RV46778
RV36777
RU45838×
RU37878×
RU22745×
RU14656×
エレメントYH2108105×
クロスロードRT44865×
RT361064×
RT213876×
RT17853×
フィット クロスターGR85577×
GR76676×
GR64274×
GR55271×
CR-VRT67667×
RT55778×
RW26978×
RW15476×
RM49746×
RM16846×
RE45925×
RE37845×
RD771014×
RD65793×
RD571115×
RD48953×
HR-VGH44951×
GH3910111×
GH251122×
GH171071×
MDXYD19795×
ZR-VZR677911
ZR567911
ZR477911
ZR367910

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●ニッサン SUV型式別料率クラス表[2023年版]

NISSAN
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
アリアFE067912
SNFE067914
エクストレイルT3367911
SNT3367911
T3210869×
T31111096×
T309955×
HT329579×
NT328769×
NT319976×
NT307955×
HNT328789×
DNT3112939×
TNT3199116×
PNT307775×
キックスP1569711
サファリWYY61131295×
WRGY6191037×
WGY61151395×
WFGY6113894×
ジュークYF157975×
NF158896×
F157866×
スカイラインクロスオーバーNJ506466×
J508777×
デュアリスKJ106725×
KNJ103946×
J109775×
NJ1081086×
ムラーノTZ518876×
TNZ517977×
PNZ518968×
TZ5011956×
PZ50141148×
PNZ5011826×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●スバル SUV型式別料率クラス表[2023年版]

SUBARU
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
エクシーガクロスオーバー7YAM3668×
クロストレックGUE7797
GUD7797
ソルテラXEAM10X67913
YEAM15X67913
フォレスターSKE4247×
SK93248×
SK56479
SJG1436×
SJ51555×
SHJ8836×
SH97677×
SH57966×
SG97576×
SG55965×
SF99773×
SF59842×
XVGTE6466×
GT71416×
GT34457×
インプレッサXVGH74896×
GH69877×
GH349109×
GH26947×
GP73515×
インプレッサXVハイブリッドGPE5545×
レヴォーグ レイバックVN514410×
レガシーアウトバックBT576710
BS91427×
BRM74107×
BRF11768×
BR96617×
BPH8897×
BP95927×
BPE5847×
レガシーランカスターBH9101033×
BHE9955×
レックスA201F6798

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●マツダ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

MAZDA
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
CX-8KG5P5757×
KG2P89410×
CX-7ER3P10674×
CX-60KH5S3P77913
KH3R3P88912
KH5P77911
KH3P88911
CX-5KF5P4647×
KF2P5858×
KFEP5747×
KEEFW3864×
KEEAW7885×
KE5FW6675×
KE5AW4666×
KE2FW6926×
KE2AW2837×
CX-30DMEP4455×
DMFP7679×
DM8P6668×
CX-3DKEAW4574×
DKEFW7554×
DK5AW1645×
DK5FW9645×
DK8AW7777×
DK8FW8675×
MX-30 EV MODELDRH3P67711
MX-30DREJ3P6578

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●ミツビシ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

 

MITSUBISHI
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
アウトランダーPHEVGN0W77710
GG3W4889×
GG2W5879×
アウトランダーGF8W6738×
GF7W7778×
CW6W8979×
CW5W9917×
CW4W111067×
エクリプスクロス PHEVGL3W98710
エクリプスクロスGK9W571010×
GK1W12758×
エアトレックCU5W7976×
CU4W81017×
CU2W8715×
RVRGA4W7968×
GA3W7967×
パジェロV98W91067×
V97W101168×
V93W121167×
V88W8876×
V87W11975×
V83W91076×
V78W816149×
V77W11675×
V75W8955×
V73W71035×
V68W812811×
V65W9855×
V63W11794×
パジェロイオH77W9933×
H76W31064×
H72W7894×
H71W9971×
H67W6692×
H66W9652×
H62W9793×
H61W91391×
デリカD:5CV5W9857×
CV4W111058×
CV2W91058×
CV1W6968×
デリカスペースギアPF8W7777×
PF6W13573×
PE8W9896×
PD8W8786×
PD6W11976×
PD4W7772×
PC5W9193×
PC4W93101×
PB6W13395×
PB5W9597×
PB4W9995×
PA5W13471×
PA4W11511×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●スズキ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

SUZUKI
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
クロスビーMN71S8545×
イグニスFF21S2686×
エスクードYEH1S6796
YEA1S5275×
YE21S4154×
YD21S5376×
TDB4W141178×
TDA4W4956×
TD94W121075×
TD54W12885×
TA74W7976×
TD62W9752×
TD52W61273×
TD32W9799×
TD02W91111×
TA52W9991×
TA02W7951×
TL52W2842×
ジムニーシエラ/ワイドJB74W5471×
JB43W3672×
JB33W5591×
グランドエスクードTX92W7791×
SX4SクロスYB22S7675×
YA22S7997×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

●ダイハツ SUV型式別料率クラス表[2023年版]

DAIHATSU
車種名称型式対人対物傷害車両ASV割
ロッキーA210S5667×
A202S6777×
A201S6778
A200S7676
テリオスJ122G7691×
J102G6945×
J100G7681×
ビーゴJ210G2844×
J200G6774×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

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