トヨタ ランドクルーザープラドが、フルモデルチェンジ!
ランドクルーザー”250”として、ランドクルーザーシリーズの中核を担うモデルとして登場しました。
生活と実用を支える使命へと「原点回帰」が謳われており、多用な用途へ応えるモデルとなります。
今回はそんなトヨタ ランドクルーザー250[GDJ/TRJ250W型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
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トヨタ ランドクルーザー250とは
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
ランドクルーザー250は、”プラド”からの車名変更に伴い、現ランドクルーザーシリーズの中核モデルとして再定義されています。
これにより250系は、先進高級路線の300系と普遍的ヘビーデューティーな70系の中間の立ち位置となります。いわゆる、ライトデューティー系ランドクルーザーと言ってよいでしょう。
プラドよりも大型化されボディは、300系ランドクルーザーと同等の体躯を与えられました。そのサイズは、全長4,925mm×全幅1980mm×全高1935mm、最低地上高225mm、ホイールベース2,850mm(※ZXグレード)。300系と同じくラダーフレーム構造のGA-Fプラットフォームを採用しています。
その外観も、立ち位置に見合った、実用性とバランスされたデザインが採用されています。よりボクシーに変化したデザインは、クロスカントリーSUV然としたワイルドを前面に出しつつ、上質さと機能美を感じさせるシンプルなスタイリング。
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
フロントフェイスは精悍で、仕様によって丸目ライトと角形ライトに分かれます。ヘッドライト下の分割式バンパーは、ブロックパーツとして部分交換可能であり、機能性とともにギア感が良いデザインアクセントになっています。
※台数限定のZX/VX“First Edition”は 丸目ヘッドライトを採用。丸目ヘッドライトは今後カスタムパーツとして発売予定
インテリアについても、質実剛健さと豪華さがバランスされたしつらえです。
水平基調のダッシュボードに、直線的な造形でまとめられたインテリアは、過度な装飾を抑えながらも上質に仕上げています。コクピットは、運転席メーターとセンターディスプレイを連続させた造形でまとめられ、上級グレードには、大型12.3インチのTFTディスプレイメーターおよび、ディスプレイオーディオが備わります。
5人乗りと7人乗り仕様がありますが、どちらもセカンドシートは十分な居住空間が確保されています。フラットに収納可能なサードシートは、膝前スペースはミニマムながらも、大人が座れるだけの空間を確保しています。
どちらのシートにもリクライニング機能があるのは美点です。
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
パワートレーンは、ガソリンおよびディーゼルエンジンの2タイプ。
ガソリンエンジンは、直4 2.7L[163ps/246Nm]を搭載し、ミッションには6 Super ECT(電子制御6速オートマチック)を採用。ディーゼルエンジンは、直4 2.8L[204ps/500Nm]を搭載し、ミッションはDirect Shift-8AT(電子制御8速オートマチック)を採用します。
全車センターデフにトルセンLSDを採用したフルタイム4WD仕様で、通常時は「前40:後60」のトルク配分がなされます。スリップ状態時に空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分することで脱出を可能とする、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)も全車標準で装備。
さらにディーゼル車では、下り坂での走行をサポートするダウンヒルアシストコントロール(DAC)、ステアリング操作のみで極低速走行が可能なクロールコントロール、3つの走行モードが選択可能なドライブモードセレクトを標準搭載します。
状況に応じて6つの走行支援モードを選択可能なマルチテレインセレクト、見えにくい車両周囲の状況確認をサポートするマルチテレインモニター、フロントスタビライザーのロック/フリーを切り替え可能なSDM。そして脱輪やスリップ時の切り札となる電動リヤデフロックは、ディーゼル車上位グレードのZXのみの装備となります。
これら数々の機能と頑強堅牢なプラットフォーム&ボディにより、信頼性とオフロード性能を高めた「ランドクルーザー250」。国内はもとより、世界中の多様なライフスタイルを支える中核として活躍が期待されます。
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
グレ |
概要 |
乗員 | 価格 |
ZX | ●ディーゼル 2.8Lディーゼルターボ Direct Shift-8AT Toyota Safety Sense フルタイム4WD クロールコントロール ダウンヒルアシストコントロール(DAC) アクティブトラクションコントロール(A-TRC) |
7人 | 7,350,000円 |
VX | 7人 | 6,300,000円 | |
GX | 5人 | 5,200,000円 | |
VX | ●ガソリン 直4 2.7L 6 Super ECT Toyota Safety Sense フルタイム4WD アクティブトラクションコントロール(A-TRC) |
7人 | 5,450,000円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
トヨタ ランドクルーザー250の保険料金シミュレート見積り結果!
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
ランドクルーザー“250” ZX |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
53,520円 | 140,770円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
29,430円 | 75,470円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
19,820円 | 49,010円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
12,420円 | 29,880円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トヨタ ランドクルーザー250の一番安い保険の見つけ方!
トヨタ ランドクルーザー250の保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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トヨタ ランドクルーザー250の保険料金ポイント!
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
それではトヨタ ランドクルーザー250の保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
Toyota Safety Sense 搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ Toyota Safety Sense 搭載
ランドクルーザー250は、トヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
Toyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・自転車、昼の自動二輪車に対応)、リスクを先読みして運転操作を支援するプロアクティブドライビングアシストを全グレードで標準装備しています。
また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーントレーシングアシスト機能も全車に搭載しています。
その他、衝突被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(前後方静止物/後方接近車両)や、クルマを真上から見るように周囲を確認できるパノラミックビューモニターを全車標準で装備します。
ブラインドスポットモニターは一部グレードを除き標準搭載。アダプティブハイビーム、ITS Connect、マルチテレインモニターはZXグレード専用装備となり、他グレードではオプション導入も不可となります。
Toyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp/]
これらによりランドクルーザー250は「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。
「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。
料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
▼ ASV割引適用
前述のToyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)には、「プリクラッシュセーフティ」も搭載されています。
これはトヨタでの衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、ランドクルーザー250の場合には保険開始日が2027年12月末迄であれば割引が受けられます。
ASV割引の適用 |
割引あり 2027年12月末まで ( 保険始期日 ) |
また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
関連記事:
▼ エコカー割引の適用
ランドクルーザー250は純粋なエンジンモデルであり、ハイブリッド・EVモデルについては設定がありません。
したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。
エコカー割引の適用 |
割引対象外 ※適用対象モデルなし |
▼ 型式別料率クラス
トヨタ ランドクルーザー250 については、搭載されるパワートレイン(ガソリン、ディーゼル)の違いによって合計2つの型式が存在します。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
TOYOTA ランドクルーザー250 型式別料率クラス | ||||||
車種グレード | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
ディーゼルモデル | GDJ250W | 8 | 8 | 9 | 8 | 〇 |
ガソリンモデル | TRJ250W | 8 | 8 | 9 | 13 | 〇 |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。ランドクルーザー250に関しては衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。
ランドクルーザー250全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。
トヨタ ランドクルーザー250 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★☆☆ 標準 ( 保険料金への影響は小さい ) |
当サイト評価でギリギリ「標準」となっていますが、ガソリンモデルについては、車両項目クラスが『13』と評価が悪いです。車両保険をセットした場合、保険料金は高くなる傾向になるでしょう。
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
トヨタ ランドクルーザー250の保険料金を簡単にいえば!
TOYOTA LANDCRUISER250[画像出典:https://toyota.jp/]
ランドクルーザーの中核として再定義された「ランドクルーザー250」。
車体サイズや価格面でも300系と同等レベルであり、弟分というより同列に位置するモデルとなりました。
内外装デザインも300系と70系の中間的であり、オフローダー然としたスタイリングは多くのユーザーに受け入れられそうです。ヘッドライトの丸目換装も今後可能そうですし、人気のカスタマイズとなりそうですね。
300系70系と並び、人気の本格SUVとなるのは間違いないでしょう。
それでは、トヨタ ランドクルーザー250の保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
ランドクルーザー250は「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。
純エンジン車であり、エコカー割引の適用については対象外。
型式は車種に対して2つ。ランドクルーザー250全体としての型式別料率クラス評価は「標準」、保険料的には良くも悪くも「影響は小さい」。
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