トヨタ「ハリアー」がフルモデルチェンジを受け、進化した4代目として登場しました。
ハリアーはプレミアムSUVのパイオニア的存在であり、先代型もモデル末期に関わらず堅調な売れ行きを見せる人気車種です。
より洗練された新型ハリアーは、輪をかけてその人気ぶりに拍車がかかっています。
今回はそんなトヨタ ハリアー[AXUP/AXUH/MXUA型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
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トヨタ ハリアーとは
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
4代目ハリアーで最も注目する点は、やはり洗練さと上質さを増した内外装です。
エクステリアは流麗なクーペフォルムで深化した都会派デザイン。先代型より全高が30mm低くなりながら全長で15mm、全幅で20mm拡大しています。
これによってワイド&ローのスポーティなボディを手に入れており、アーバンスタイルのプレミアムSUVとして洗練された魅力的なスタイリングを獲得しています。
インテリアも上質さに磨きが掛けられ、大人のセンスに溢れた落ち着きのあるエレガントな室内空間を造り上げています。
なかでも、高さのある幅広なセンターコンソールは特徴的であり、そのこだわった造形と触感はハリアーのアイデンティティを成す重要な要素です。
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
軽量かつ高剛性のTNGA新プラットフォームを採用し基本性能を高めつつ、キャビン室内は静粛性にも配慮されプレミアムカーらしい静けさのあるプレイベート空間となっています。
ダッシュボードセンターにはスマートフォン連携可能なT-Connect対応のディスプレイオーディオ(12.3インチまたは8インチ)を標準装備。
上級グレードには、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイが導入され、さらに情報をウインドウガラスに投影するカラーヘッドアップディスプレイも搭載しています。
ハリアーのパワートレインは3タイプ。
ハイブリッドとガソリンエンジン、そして2022年10月よりプラグインハイブリッドがラインナップされ、それぞれに2WD(FF)と4WDの駆動方式を選択することができます(プラグインハイブリッドモデルは4WDのみ)。
ハイブリッド車は直列4気筒2.5Lダイナミックフォースエンジン+モーターの組み合わせでミッションは電気式無段変速機。ガソリンエンジン車は、直列4気筒2.0Lダイナミックフォースエンジンが搭載されミッションはDirect-Shift CVTとなります。
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遅れて登場のプラグインハイブリッドモデルは、2.5Lダイナミックフォースエンジン+前後モーター(4WD)に電気式無段変速機の構成。駆動用バッテリー容量は18.1kWhで、EV走行距離はWLTCモードで93Kmとなっています。
4WDについては、ハイブリッド・プラグインハイブリッド車はE-Four(電気式4WDシステム)、ガソリンエンジン車はダイナミックトルクコントロール4WDが採用されています。
ハイブリッド車に2WDが設定されているのが先代型との大きな違いです。
都会派SUVとして2WDニーズが高いことからグレード構成を見直し、これによりトヨタ内SUVの棲み分けを明確化しています。
安全性能についても全車に「Toyota Safety Sense」が標準装備され、プリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・昼の自転車対応)を含む様々な先進予防安全・運転支援技術によってしっかりとサポートされています。
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
グレ |
概要 |
価格 | |
Z“Leather Package” | ●ガソリン 2.0L Direct-Shift CVT Toyota Safety Sense |
2 |
4,338,000円 |
4 |
4,538,000円 | ||
Z | 2 |
4,038,000円 | |
4 |
4,238,000円 | ||
G | 2 |
3,529,000円 | |
4 |
3,729,000円 | ||
S | 2 |
3,128,000円 | |
4 |
3,328,000円 | ||
Z“Leather Package” | ●ハイブリッド 2.5L+モーター 電気式無段変速機 Toyota Safety Sense |
2 |
4,928,000円 |
4 |
5,148,000円 | ||
Z | 2 |
4,628,000円 | |
4 |
4,848,000円 | ||
G | 2 |
4,119,000円 | |
4 |
4,339,000円 | ||
S | 2 |
3,718,000円 | |
4 |
3,938,000円 | ||
Z | ●プラグインハイブリッド 2.5L+モーター 電気式無 Toyota Safety Sense |
4 |
6,200,000円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
トヨタ ハリアーの保険料金シミュレート見積り結果!
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
トヨタ ハリアー ハイブリッド Z“Leather Package”(2WD) |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
54,590円 | 144,350円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
29,910円 | 77,270円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
20,120円 | 50,150円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
12,600円 | 30,570円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トヨタ ハリアーの一番安い保険の見つけ方!
トヨタ ハリアーの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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トヨタ ハリアーの保険料金ポイント!
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
それではトヨタ ハリアーの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
Toyota Safety Sense 搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ Toyota Safety Sense 搭載
ハリアーにはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
Toyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・昼の自転車に対応)を全グレードで標準装備。
また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーントレーシングアシスト機能、そしてアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)も全車に搭載しています。
後方車両を検知し衝突軽減サポートを行うパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニターはグレードにより標準装備またはオプション装着が可能となっています。
Toyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp]
これらによりハリアーは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。
「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。
料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
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▼ ASV割引適用
前述のToyota Safety Senseによって、ハリアーには「プリクラッシュセーフティ」が全グレードに搭載されています。
これはトヨタで言うところの衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ただし、ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日になります。その為、ライズについてはモデルによって適用期間の違いがあります。
ハイブリッド・ガソリンモデルについては、AEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。
遅れて追加されたプラグインハイブリッドモデルについては、保険開始日が2025年12月末までなら割引が受けられます。
ASV割引の適用 |
割引あり ・プラグインハイブリッドモデル 2025年12月末まで ( 保険始期日 ) |
また、いずれ割引適用からは外れますがAEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
▼ エコカー割引の適用
ハイブリッド・プラグインハイブリッドモデルについては、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。
エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。
割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。
エコカー割引の適用 |
割引あり ※ハイブリッド・プラグインハイブリッドモデル ( 割引適用条件は保険会社により異なる ) |
▼ 型式別料率クラス
トヨタ ハリアー については、搭載されるパワートレイン(ガソリン/ハイブリッド/プラグインハイブリッド)と駆動方式(2WD/4WD)の種別によって5つの型式が存在します。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
TOYOTA ハリアー 型式別料率クラス | |||||||
グレ |
駆動 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
ガソリン系 | 2WD | MXUA80 | 6 | 3 | 8 | 8 | × |
4WD | MXUA85 | 5 | 4 | 7 | 8 | × | |
ハイブリッド系 | 2WD | AXUH80 | 9 | 6 | 9 | 9 | × |
4WD | AXUH85 | 6 | 6 | 5 | 10 | × | |
プラグインハイブリッド系 | 4WD | AXUP85 | 7 | 7 | 9 | 13 | 〇 |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※料率クラスは17段階評価
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。ハリアーに関しては衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、プラグインハイブリッドモデルであれば、前述の適用期間内でASV割引が適用されます。
ハリアー全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。
トヨタ ハリアー 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★☆☆ 標準 ( 保険料金への影響は小さい ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
トヨタ ハリアーの保険料金を簡単にいえば!
TOYOTA HARRIER[画像出典:https://toyota.jp]
4代目となり、さらに洗練された都会派クロスオーバーSUVのハリアー。
まさに正常深化という内容で、ハリアーのハリアーたる所以がよりハッキリと具現化されたように感じます。トヨタ自動車としてLEXSUブランドとはまた一味違うカッコイイが表現されています。
装備としては、前後方録画機能付きのデジタルインナーミラー導入なども時代を反映していて面白い。
それでは、トヨタ ハリアーの保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
ハリアーには先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。
ハイブリッドモデルについては、保険会社によってエコカー割引の適用が可能。
型式は車種に対して5つ。ハリアー全体としての型式別料率クラス評価は「標準」、保険料的には良くも悪くも「影響は小さい」。
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