海外にメインマーケットを移し大型化したレガシィの国内後継車として登場したのが「レヴォーグ」です。
そのデザイン性と基本性能の高さによって人気車種となったレヴォーグですが、フルモデルチェンジを受け代目として生まれ変わりました。
スバルの新プラットフォームSGPや運転支援システムアイサイトXの採用により、大きな進化を遂げています。
今回はそんな2代目 SUBARU レヴォーグ[VN5/VNH型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と傾向を調べてみようと思います。
SUBARU LEVORG[画像出典:https://www.subaru.jp/]
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スバル レヴォーグとは
SUBARU LEVORG[出典:https://www.subaru.jp/]
スバルは今でこそSUVやスポーツカーとしても有名ですが、往年のスバルと言えば「ステーションワゴン」と言われるほどワゴン車が人気でした。
そしてレヴォーグは現在でも国内市場において、確固たる地位を築いているワゴンであることに間違いありません。
新生2代目となったレヴォーグはその地位に奢ることなく、次元の違う革新を目指しました。
エクステリアはBOLDER DESIGNをコンセプトに、塊感とエッジの利いたラインが特徴です。ワゴンでありながらスポーティな仕上がりでスバルらしさを色濃く感じさせます。
インテリアについても先進的かつ上質さを追求しています。立体的に構成されたコクピットの中央には11.6インチセンターインフォメーションディスプレイがセットされ、運転席12.3インチフル液晶メーターとナビゲーション情報との連携も可能(アイサイトX搭載車)と「SUBARUデジタルコクピット」を謳います。
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プラットフォームはついにSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を手に入れました。そこにフルインナーフレーム構造を組み合わせ、かつ構造用接着剤の採用などでさらなる高剛性化と軽量化を実現ています。
サスペンションも新設計され、走りの質感が飛躍的に向上しています。特にSTI Sportについては電子制御ダンパーを搭載しており、減衰力を可変制御することで異次元の走行性能を手にしています。
パワートレーンは、ダウンサイジングされた4気筒1.8L直噴ターボ”DIT”エンジン(177ps/300Nm)および、2021年12月に追加された4気筒2.4L直噴ターボ”DIT”エンジン(275ps/375Nm)の2種類です。
1.8Lエンジンは1600rpmの低回転から3600rpmで最大トルク発生。トランスミッションはリニアトロニック(8速マニュアルモード付)を組合せ、アクティブトルクスプリット式AWD(基本トルク配分 前60:後40)となります。
2.4Lエンジンは、2000rpmから4800rpmで最大トルクを発生。トランスミッションは新開発のスバルパフォーマンストランスミッション(8速マニュアルモード付)を搭載し、VTD-AWD(基本トルク配分 前45:後55)によって駆動します。
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ユーティリティでもワゴンとして優れたパッケージングにより、561Lのラゲッジスぺースを確保。広い開口部によってアクセスも良好です。また、上級グレードに限られますが「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」が標準装備となっています。
リアシートは4:2:4分割可倒式を採用し、長尺物にも対応します。このリアシートにはリクライニング機能が備わっているのも嬉しいポイントです。
そして何と言っても、「高度運転支援システム」を搭載した次世代「アイサイトX」は最大の目玉でしょう。ある一定条件下ではハンズオフも可能となっています。
まさに革新的に進化したスバル レヴォーグ。かなりの魅力に溢れ、日本を代表するステーションワゴンとして間違いのない1台です。
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グレード | 概要 | 価格 |
Smart Edition EX | ●ガソリン 1.8L直噴ターボ”DIT” リニアトロニックCVT アイサイトX AWD |
3,630,000円
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GT-H EX |
3,795,000円
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STI Sport EX |
4,345,000円
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STI Sport R EX | ●ガソリン 2.4L直噴ターボ”DIT” スバルパフォーマンストランスミッション アイサイトX AWD |
5,027,000円
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保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
スバル レヴォーグの保険料金シミュレート見積り結果!
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それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
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スバル レヴォーグ STI Sport EX |
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見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
38,230円 | 132,410円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
21,390円 | 71,080円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
14,620円 | 46,130円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
9,400円 | 28,250円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
スバル レヴォーグの一番安い保険の見つけ方!
スバル レヴォーグの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
でも一社ごと見積もりなんて、それこそ時間もかかるし気力・体力も削られて正直割に合いません。ですのでわたしは、こちらの一括見積もりサービスをお勧めしています。
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スバル レヴォーグの保険料金ポイント!
SUBARU LEVORG[出典:https://www.subaru.jp/]
それではスバル レヴォーグの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
アイサイトX搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ アイサイトX搭載
レヴォーグには、視野が広角化したステレオカメラと超広角の単眼カメラによって“3つの目”に進化した最新の運転支援システム「アイサイト」が全てのグレードに搭載されています。そして最も進化したアイサイト、高度運転支援システム「アイサイトX」が標準装備となっており、アシスト機能が向上しています。
※2023年10月25日のマイナーチェンジ以降アイサイトXが標準装備となりました
アイサイトコアテクノロジーとして、高性能なプリクラッシュブレーキ(歩行者・自転車に対応)を全グレードで標準装備。
また、高速道路での長距離運転をサポートする、全車速追従機能付クルーズコントロール(アダプティブクルーズコントロール)、車線逸脱抑制(レーンキープアシスト)も全車に搭載しています。
アイサイトセーフティプラス(拡張機能)に該当する、「運転支援テクノロジー」および「視界拡張テクノロジー」も全車標準装備です。
そして「アイサイトX」により、さらに高度な運転支援システム「アイサイトX テクノロジー(渋滞時ハンズオフアシストや渋滞時発進アシスト、アクティブレーンチェンジアシスト等)」の6つの機能)が付加され、より安心で快適な安全運転をサポートします。
アイサイト追突事故減少[出典:https://www.subaru.jp/]
これにより、レヴォーグは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しているとともに、衝突被害軽減ブレーキ等が一定の性能を有していることを国土交通省が認定する「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)」および「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)」の認定車でもあります。
2020年JNCAP予防安全性能評価においても「ファイブスター大賞」を獲得。高い予防安全性能が評価されています。
アイサイトの様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
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▼ ASV割引の適用
前述のアイサイトには、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)いわゆる自動ブレーキ機能も搭載されており、各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日になります。その為、遅れて追加された2.4Lエンジン搭載モデルについては適用期間が異なります。
1.8Lターボエンジン搭載モデルについては、AEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。
2.4Lエンジン搭載モデルについては、2024年12月末までであれば割引が受けられます。
ASV割引の適用 |
割引あり ・2.4Lターボモデル 2024年12月末まで ( 保険始期日 ) |
また、いずれ割引適用からは外れますがAEBを含めたアイサイトの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
▼ エコカー割引の適用
レヴォーグは純粋なエンジンモデルであり、ハイブリッドモデルについても設定がありません。
したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。
エコカー割引の適用 |
割引対象外 ※適用対象モデルなし |
▼ 型式別料率クラス
スバル レヴォーグについては、搭載エンジンの排気量によって2つの型式が存在します。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
SUBARU レヴォーグ 型式別料率クラス | ||||||
グレード | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
Smart Edition/ GT/GT-H/STI Sport系 ※1.8Lエンジン搭載車 |
VN5 | 1 | 4 | 4 | 10 | × |
GT/GT-H/STI Sport系 ※2.4Lエンジン搭載車 |
VNH | 7 | 6 | 9 | 10 | 〇 |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ] ※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。レヴォーグに関しては衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、2.4Lエンジン搭載モデルであれば、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。
レヴォーグ全体としての型式別料率クラス評価は、「良い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割安」となります。
スバル レヴォーグ 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★★☆ 良い ( 保険料金は割安 ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
スバル レヴォーグの保険料金を簡単にいえば!
SUBARU LEVORG[出典:https://www.subaru.jp/]
フルモデルチェンジにより、まさに異次元の変革をみせてくれたレヴォーグ。
エクステリアも保守的なスバルからすれば、かなりアグレッシブに挑戦した感があります。そして何より、デジタル化については大きな進歩を感じさせてくれます。
スバルのルーツとも言えるステーションワゴン。レヴォーグにはその伝統を継承する重要なモデルでありながら、時代の最先端を行くアグレッシブな存在となっていくことを期待してしまいます。
2代目となり、洗練と変革を成したレヴォーグは相当に魅力的です。
それでは、 レヴォーグの保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
レヴォーグには運転支援システム「アイサイト」が全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
アイサイトX搭載車では、さらに高度に運転支援システムによりサポートされる。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。
型式は車種に対して2つ。レヴォーグ全体としての型式別料率クラス評価は「良い」、保険料的には「割安」。
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