トヨタ プリウス［ZVW60/MXWH60型］自動車保険料を見積り相場と目安。新型は激変のスポーティスタイリッシュ！走りにも注力して別次元のハイブリッドセダンに！

ハイブリッド車の先駆け、トヨタ「プリウス」がエモーショナルな装いでフルモデルチェンジ！

ハイブリッド車が当たり前になり、役割を終えたプリウスは廃止の噂もありました。しかし、プリウスの存在価値をより進展させ革新的なリブートを実施。スタイリッシュなハイブリッドセダン（ハッチバック）として登場してきました。

今回はそんなトヨタ プリウス［ZVW60/MXWH60型］について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。

TOYOTA PRIUS［画像出典：https://toyota.jp/］

トヨタ プリウスとは

TOYOTA PRIUS［画像出典：https://www.goo-net.com/］

ハイブリッドカーの代名詞となるトヨタ「プリウス」。

しかし、新生5代目プリウスでは、ハイブリッドセダンとしての魅力を再定義。燃費だけではなく、感情に訴えるような外観と走行性能に力点を移しています。

エクステリアは、トヨタの新世代トレンドを取り入れたシャープでありながら躍動的な造形。

往年のリトラクタブルヘッドライトのスポーツカーを彷彿とさせる、引く構えたハンマーヘッドフェイス。そのフロントからルーフ、リヤへと連なる面構成もブラッシュアップ。リヤの真一文字コンビランプなど、未来感と走りを予感させるクールな装いに惹きつけられます。

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インテリアも先進感があり、コクピットは同社bZ4Xと同様のトップマウントメーターを採用。やや丸みを帯びた水平基調のダッシュボード中央にはディスプレイオーディオがあり、トップマウントメーターと奥行きが前後する配置が特徴的です。ダッシュボードを上下に分割するように一文字に走るアンビエントライトも良いアクセントとなっています。

シフトノブ横に設置される、縦置きワイヤレス充電器も新鮮味があり面白い。デザインを優先したためか開放感のある後席とは言いずらいのは残念ですが、それも含めモデルの立ち位置が変わったという事なのでしょう。

ボディは全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm。先代型にくらべ全幅は20mm拡張し、全高が40mm下がり、ホールベースは50mm延長されました。これにより踏ん張り感のあるスポーティなプロポーションを形成しています。

第2世代TNGAプラットフォームを採用した高剛性ボディにより、走行性能や静粛性を大きく向上。19インチ大径タイヤをも履きこなし、レスポンスの良い走りを実現しています。

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パワートレーンはプラグインハイブリッドおよびハイブリッドのみで、システム出力の異なる3モデルを用意。プラグインハイブリッドモデルは2WDのみ。ハイブリッドモデルは2WDとE-Four（電気式4WD）をラインナップしています。

プラグインハイブリッドモデルは、2.0Lエンジン［151ps/188Nm］＋フロントモーター［163ps/208Nm］。
2.0Lハイブリッドモデルは、2.0Lエンジン［152ps/188Nm］＋フロントモーター［113ps/206Nm］。1.8Lハイブリッドモデル（KINTO専用仕様車）は、1.8Lエンジン［98ps/142Nm］＋フロントモーター［95ps/185Nm］の組み合わせ。

E-Four（電気式4WD）仕様になると、さらにリアモーター［41ps/84Nm］（出力は全モデル共通）が加わります。

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より走りを楽しみたい方にはE-Fourがお勧めです。4WDなので滑りやすい路面での安心感もさることながら、旋回時のライントレース性向上やコーナー脱出時のリア駆動感など、より運転が楽しめます。

WLTCモード燃費も素晴らしく、プラグインハイブリッドモデルで26.0km/L（ハイブリッド走行時）、2.0Lモデルで28.6～26.7km/L、1.8Lモデルで32.6～30.7km/Lと、さすがプリウスと思わせる性能です。

ちなみに、プラグインハイブリッドモデルの満充電からのEV走行距離は87kmです。普段使いのほとんどをEV走行だけで済ませられます。

新領域へと発展した新生プリウスは、これまでとは異なる魅力を放つハイブリッドセダンとなっています。

 

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グレード	概要		価格
Z（プラグインハイブリッド）	2.0L+モーター 電気式無段変速機 Toyota Safty Sense	2WD	4,600,000円
Z（ハイブリッド）		2WD	3,700,000円
		4WD	3,920,000円
G（ハイブリッド）		2WD	3,200,000円
		4WD	3,420,000円
U（KINTO専用仕様車）	1.8L+モーター 電気式無段変速機 Toyota Safty Sense	2WD	月額16,610円~
		4WD	月額18,480円~

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

トヨタ プリウスの保険料金シミュレート見積り結果！

TOYOTA PRIUS［画像出典：https://toyota.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2024年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
トヨタ プリウス Z（ハイブリッド/4WD）
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	49,410円	132,600円
タイプ21 (21歳以上補償)	27,240円	71,130円
タイプ26 (26歳以上補償)	18,410円	46,240円
タイプ30 (30歳以上補償)	11,610円	28,260円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

トヨタ プリウスの保険料金ポイント！

TOYOTA PRIUS［出典：https://toyota.jp/］

それではトヨタ プリウスの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

Toyota Safety Sense 搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ Toyota Safety Sense 搭載

プリウスはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense（トヨタ セーフティセンス）」を全車で標準搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

Toyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ（昼夜の歩行者・自転車、昼の自動二輪車に対応）を全グレードで標準装備。

また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール（全車速追従機能付き）、レーントレーシングアシスト機能も全車に搭載しています。

その他、ドライバー異常時対応システム、パーキングサポートブレーキ（前後方静止物）、安全運転をさりげなくサポートするプロアクティブドライビングアシストが全車に搭載されます。クルマを真上から見るように周囲を確認できるパノラミックビューモニタは、グレードにより標準装備またはオプション装着が可能となっています。

トヨタ チームメイトの駐車支援機能「アドバンスドパーク」については、Zグレード（プラグインハイブリッドまたはハイブリッド）にのみ搭載。他グレードではオプション装着も不可なので、この機能が欲しい方はZグレード一択です。

Toyota Safety Sense［出典：https://toyota.jp/］

これらによりプリウスは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

▼ ASV割引適用

前述のToyota Safety Sense（トヨタ セーフティセンス）には、「プリクラッシュセーフティ」も搭載されています。

これはトヨタでの衝突被害軽減ブレーキ（AEB）、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、プリウスの場合には保険開始日が2025年12月末迄であれば割引が受けられます。

ASV割引の適用

割引あり 2025年12月末まで （ 保険始期日 ）

また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

▼ エコカー割引の適用

プリウスは全てのモデルがハイブリッドカーであり、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは２年程、最長で４年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用

割引あり （ 割引適用条件は保険会社により異なる ）

▼ 型式別料率クラス

トヨタ プリウス については、搭載されるパワートレーン、および駆動方式（2WDモデルか4WDモデル）によって5つの型式が存在します。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2024年］

TOYOTA PRIUS 型式別料率クラス
グレード	駆動	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
プラグインハイブリッド	2WD	MXWH61	7	7	9	11	〇
2.0Lハイブリッド	2WD	MXWH60	7	7	9	10	〇
	4WD	MXWH65	7	7	9	10	〇
1.8Lハイブリッド	2WD	ZVW60	7	7	9	10	〇
	4WD	ZVW65	7	7	9	10	〇

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。プリウスに関しては衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。

プリウス全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

トヨタ プリウス 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

トヨタ プリウスの保険料金を簡単にいえば！

TOYOTA PRIUS［画像出典：https://toyota.jp/］

スポーティハイブリッドセダンとも言うべき存在へとシフトしてきた、トヨタ プリウス。

高い環境性能を向上させながら、人の感性に訴えるデザインや走りを磨き上げ別次元のモデルとなっています。

ネームバリューの高いモデルであっても、大変革に妥協しないトヨタ自動車の凄さを感じます。

それでは、トヨタ プリウスの保険料金を簡単にいえば！