「N-BOX」といえば、ホンダの軽自動車ハイトワゴンであり、また非常に人気のある車種です。
軽自動車カテゴリーに留まらず、小型・普通乗用車を含めた新車販売総合でもっとも多くの販売台数を記録。4年連続で1位の実績からも、その大人気ぶりは実績からも窺い知れます。
現行モデルである[JF型]は、2代目N-BOXであり、初代N-BOXから継続して子育て世代から熱烈な支持を受けています。
今回はそんなホンダ N-BOX[JF型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を調査したいと思います。
HONDA N-BOX[画像出典:https://www.honda.co.jp/]
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ホンダ N-BOX とは
HONDA N-BOX CUSTOM[出典:https://www.honda.co.jp/]
N-BOXは、ホンダの軽自動車でハイトワゴンと呼ばれるカテゴリ属します。
ボディはデザインによって2種類あり、ノーマルのN-BOXと、ドレスアップモデルのN-BOXカスタムです。
空間効率が良く、背の高い車体と相まって軽自動車とは思えない広い室内を実現しており、さらに子育て世代を意識した様々な工夫が施されています。
リアシートの左右独立スライド機能はもとより、跳ね上げる事が可能なチップアップ&ダイブダウン機構はこれまでとは違った新たな空間利用を創り出すことも可能。また「助手席スーパースライドシート」は助手席が57cmというロングスライドができて、かつセンターウォークスルーを実現しています。
リアシートと合わせ、様々なシートアレンジや使い方ができるし、後席とのアクセスが容易なのは本当に便利だと思います。
HONDA N-BOX[出典:https://www.honda.co.jp/]
その他にも、お子さんや荷物を抱えながらの乗車が便利なハンズフリーオートスライドドアなど便利機能が盛りだくさんで、趣味や介護にも対応できるスロープ仕様車なども選ぶことができます。
そしてN-BOXはユーティリティだけではなく走行性能についても評価が高い。
搭載される直列3気筒エンジンにはターボ[64ps/10.6N・m]とノンターボi-VTECエンジン[58PS/65N・m]の2つが用意され、どちらも動力性能に余裕がありノンターボで十二分と評されるほどです。ミッションはCVTのみでFFと4WDの駆動方式を選べ、コンパクトカーと比べても引け劣らないしなやかな足回りも大きな魅力です。
なによりも、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」、「AAC(アダプティブクルーズコントロール)」を含む先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が全車標準装備なのが素晴らしい。
さらに2021年12月からは、電動パーキングブレーキおよびオートブレーキホールドを全車に導入。これによって、ますますドライバーの運転負担が軽減されています。
「日本の家族のしあわせのために」のコンセプトは伊達ではなく、だからこそこれだけの支持を得ているのだと思います。
HONDA N-BOX[出典:https://www.honda.co.jp/]
N-BOX | |||
グレード | 概要 |
価格(税込) | |
N-BOX G | 0.66L i-VTEC CVT Honda SENSING |
2WD | 1,468,500円 |
4WD | 1,601,600円 | ||
N-BOX L | 2WD | 1,599,400円 | |
4WD | 1,732,500円 | ||
N-BOX L コーディネートスタイル |
2WD | 1,819,400円 | |
4WD | 1,952,500円 | ||
N-BOX EX | 2WD | 1,698,400円 | |
4WD | 1,831,500円 | ||
N-BOX G・スロープ | 2WD | 1,665,000円 | |
4WD | 1,786,000円 | ||
N-BOX L・スロープ | 2WD | 1,784,000円 | |
4WD | 1,905,000円 | ||
N-BOX L・ターボ | 0.66Lターボ CVT Honda SENSING |
2WD | 1,798,500円 |
4WD | 1,931,600円 | ||
N-BOX L・ターボ コーディネートスタイル |
2WD | 1,929,400円 | |
4WD | 2,062,500円 | ||
N-BOX EX・ターボ | 2WD | 1,849,100円 | |
4WD | 1,982,200円 | ||
N-BOX L・ターボ・スロープ | 2WD | 1,965,000円 | |
4WD | 2,086,000円 |
HONDA N-BOX CUSTOM[出典:https://www.honda.co.jp/]
N-BOX カスタム | |||
グレード | 概要 |
価格(税込) | |
N-BOX Custom L | 0.66L i-VTEC CVT Honda SENSING |
2WD | 1,824,900円 |
4WD | 1,958,000円 | ||
N-BOX Custom L コーディネートスタイル |
2WD | 2,033,900円 | |
4WD | 2,167,000円 | ||
N-BOX Custom EX | 2WD | 1,934,900円 | |
4WD | 2,068,000円 | ||
N-BOX Custom L・スロープ | 2WD | 2,039,000円 | |
4WD | 2,160,000円 | ||
N-BOX Custom L・ターボ | 0.66Lターボ CVT Honda SENSING |
2WD | 2,024,000円 |
4WD | 2,157,100円 | ||
N-BOX Custom L・ターボ コーディネートスタイル |
2WD | 2,033,900円 | |
4WD | 2,167,000円 | ||
N-BOX Custom EX・ターボ | 2WD | 2,074,600円 | |
4WD | 2,207,700円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
ホンダ N-BOX 保険料金シミュレート見積り!
HONDA N-BOX[出典:https://www.honda.co.jp/]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
HONDA N-BOX EX(2WD) |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
47,710円 | 94,090円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
26,320円 | 50,790円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
17,800円 | 33,320円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
11,280円 | 20,560円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
ホンダ N-BOXの一番安い保険の見つけ方!
ホンダ N-BOXの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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ホンダ N-BOXの保険料金ポイント!
HONDA N-BOX CUSTOM[出典:https://www.honda.co.jp/]
それではホンダ N-BOXの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
Honda SENSING搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ Honda SENSING搭載
ホンダには「Honda SENSING(ホンダ センシング)」と呼ばれる安全運転支援システムが存在します。「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」を使用した、予防安全の向上やドライバーの運転支援をしてくれるシステムです。
N-BOXには、このHonda SENSINGが全車標準装備となっています。
衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)はもとより、高速道路での長距離運転をサポートする、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援システム(LKAS)も全車に搭載しています。
その他、バック駐車の際などに、クルマ後方にある障害物の接近を音と表示で知らせるパーキングセンサーシステムも全車搭載となります。
Honda SENSING[出典:https://www.honda.co.jp/]
これらにより、N-BOXは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しているとともに、衝突被害軽減ブレーキ等が一定の性能を有していることを国土交通省が認定する「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」でもあります。
2019年JNCAP予防安全性能評価においても、最高ランクの「ASV+++」を獲得。高い予防安全性能が評価されています。
様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、軽自動車への「型式別料率クラス制度」導入後の高評価が期待できます。
※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。
▼ ASV割引の適用
前述の「Honda SENSING(ホンダ センシング)によって、CMBS(Collision Mitigation Brake System)と呼ばれる衝突軽減ブレーキが全車に装備されています。
これはホンダで言うところの、いわゆる自動ブレーキ機能(Autonomous Emergency Braking – AEB)です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。N-BOXの場合にはAEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。
ASV割引の適用 |
割引対象外 ※型式の割引適用期間が終了済み |
しかしながら、AEBを含めたHonda SENSINGの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
▼ エコカー割引の適用
N-BOXは純粋なガソリンエンジンモデルであり、ハイブリッドモデルについては設定がありません。
したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。
エコカー割引の適用 |
割引対象外 ※適用対象モデルなし |
▼ 型式別料率クラス
N-BOXについては、駆動方式(2WD・4WD)によって2つの型式に分けられます。ボディタイプ(ノーマル・カスタム)による型式の違いはありません。
また2020年より、軽自動車へも型式別料率クラス(車両料率クラス)制度が導入されました。型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
HONDA N-BOX 型式別料率クラス | |||||||
車種 | 駆動 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
N-BOX (カスタム含む) |
2WD | JF3 | 1 | 1 | 1 | 2 | × |
4WD | JF4 | 1 | 1 | 1 | 2 | × |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは3段階評価
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りN-BOXに関してはAEBが標準装備ですが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。
N-BOX全体としての型式別料率クラス評価は、「良い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割安」となります。
ホンダ N-BOX 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★ 良い ( 保険料金は割安 ) |
ホンダ N-BOXの保険料金を簡単にいえば!
HONDA N-BOX[出典:https://www.honda.co.jp/]
ホンダのスーパーハイトワゴン「N-BOX」。
子育て世代のママさんを意識した作りで、便利で気の利いた機能や装備が本当にたくさん用意されていて、とても良く考えられているのが分かります。安全面にも配慮されHonda SENSINGも標準装備と贅沢な仕様。
機能や装備が充実している分、軽自動車としては高めな価格設定ですがそれだけの価値のある車かと思います。
それでは、ホンダ N-BOX の保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
N-BOXでは全車に安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準搭載。事故率低下により自動車保険料にも有利。
全車に衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が導入されているが、適用期間終了のためASV割引は対象外。
型式は車種に対して2つ。N-BOX全体としての型式別料率クラス評価は「良い」、保険料的には「割安」。
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