スズキ ワゴンRといえば、「元祖ハイトワゴン」として軽自動車に革命を起こしたパイオニアです。
軽自動車にハイトワゴンという新しいカテゴリを作り上げた功労車といっても差し支えないでしょう。
そのワゴンRも現在は6代目となり、さらなる熟成と深化がなされています。
今回はそんなスズキ ワゴンR[MH35S/55S/85S/95S]型について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
SUZUKI WAGON R[画像出典:https://www.suzuki.co.jp/]
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スズキ ワゴンRとは
SUZUKI WAGON R CUSTOMZ[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
6代目として一新したワゴンRは、ハイトワゴンとして正常進化を果たしています。
まず、軽量・高剛性設計の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用が大きな進化点です。
併せてさらなる軽量化を施しており、先代型より頑強で剛性高くそして20kg軽いボディは、運動性能や燃費性能など様々な面において効果的で基本性能の向上につながっています。
「S-エネチャージ」として始まったシステムもISG(モーター機能付発電機)の出力向上やリチウムイオンバッテリーの大容量化など、マイルドハイブリッドシステムとして着実に進歩しています。
SUZUKI WAGON R[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
居住性に関わる室内空間もより改善・拡大されています。
室内幅は60mm広がり、ホイールベースも35mm延長された事で前席と後席の距離に余裕が生まれ、後席スライド&リクライニング機能も相まってリラックスできる広々とした室内空間を実現しています。
また、様々な小物入れやアンブレラホルダー、シートアンダートレイ、ラゲッジアンダーボックスといった使い勝手のいい収納も数多く用意しています。
SUZUKI WAGON R[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
エクステリアでは、3タイプのデザインが採用されています。
標準タイプの「ワゴンR」、ワイルドクールタイプの「ワゴンR カスタム」、上級志向でスタイリッシュな「ワゴンR スティングレー」です。
ワゴンRには、初代ワゴンRの面影を感じさせるオーソドックスで親しみの持てるフロントデザインが与えられました。ワゴンR カスタムは、薄型でソリッドなヘッドライトを持つ精悍でシャープなフェイスデザイン。ワゴンR スティングレーは、特徴的な縦型LEDヘッドライトに大きなグリルを持つミニバン風フェイスです。
SUZUKI WAGON R STINGRAY[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
パワートレーンも3タイプ。
ハイブリッド仕様となるターボエンジン+ISG、およびノンターボエンジン+ISG。そしてガソリン仕様となるノンターボエンジのみの3つです。
ワゴンRはノンターボハイブリッドとガソリン。ワゴンR カスタムは、ターボハイブリッドおよびノンターボハイブリッド。ワゴンR スティングレーはターボハイブリッド仕様のみといった具合にグレード毎に搭載されるパワートレーンも住み分けが成されています。
全てのグレードで2WD/4WDの選択が可能で、ミッションは基本的にCVTですが「ワゴンR」には5MT仕様車もラインナップしています。
そして安全装備についてもしっかりです。全グレードに予防安全技術「SUZUKI Safty Support」が導入され、デュアルカメラブレーキサポートはもとより、後退時ブレーキサポートや誤発進抑制機能、リアパーキングセンサーなど安全機能も充実しています。
SUZUKI WAGON R[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
WAGON R | ||||
グレード | 概要 |
価格 | ||
HYBRID FX-S | ●ハイブリッド 0.66L+ISG セーフティサポート |
CVT | 2WD | 1,463,000円 |
4WD | 1,586,200円 | |||
FX | ●ガソリン 0.66L セーフティサポート |
CVT | 2WD | 1,296,900円 |
4WD | 1,420,100円 | |||
5MT | 2WD | 1,294,700円 | ||
4WD | 1,417,900円 |
SUZUKI WAGON R CUSTOMZ[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
WAGON R カスタムZ | ||||
グレード | 概要 |
価格 | ||
HYBRID ZT | ●ハイブリッドターボ 0.66Lターボ+ISG セーフティサポート |
CVT | 2WD | 1,710,500円 |
4WD | 1,833,700円 | |||
HYBRID ZX | ●ハイブリッド 0.66L+ISG セーフティサポート |
2WD | 1,551,000円 | |
4WD | 1,674,200円 |
SUZUKI WAGON R STINGRAY[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
WAGON R スティングレー | ||||
グレード | 概要 |
価格 | ||
HYBRID T | ●ハイブリッドターボ 0.66Lターボ+ISG セーフティサポート |
CVT | 2WD | 1,765,500円 |
4WD | 1,888,700円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
スズキ ワゴンRの保険料金シミュレート見積り結果!
SUZUKI WAGON R CUSTOMZ[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
スズキ ワゴンR カスタムZ HYBRID ZT(2WD) |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
53,970円 | 107,410円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
29,600円 | 57,800円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
19,920円 | 37,580円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
12,520円 | 23,220円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
スズキ ワゴンRの一番安い保険の見つけ方!
スズキ ワゴンRの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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スズキ ワゴンRの保険料金ポイント!
SUZUKI WAGON R[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
それではスズキ ワゴンRの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
セーフティサポート搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ セーフティサポート搭載
スズキには評価の高い運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」があります。ワゴンRでは一部グレード(セーフティサポート非装着車)を除きセーフティサポートを標準装備しています。
※2020年1月マイナーチェンジ以前のモデルでは「セーフティパッケージ」装着車に装備
セーフティサポートには、高性能なデュアルカメラブレーキサポートとリヤパーキングセンサーが標準機能として含まれます。また5MT車を除いて、前方後方の誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポートなど様々な運転支援機能も標準搭載されています。
※2022年8月マイナーチェンジ後の情報となります
SUZKUKI Safty Support[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
ワゴンRはこれにより「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当していると共に、2017年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて「ASV++(ダブルプラス)」を獲得しています。
セーフティサポートの様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。
▼ ASV割引適用
前述のセーフティサポートには、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)いわゆる自動ブレーキ機能も搭載されており、各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。ハスラーの場合にはAEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。
ASV割引の適用 |
割引対象外 ※型式の割引適用期間が終了済み |
しかしながら、AEBを含めたセーフティ サポートの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
▼ エコカー割引の適用
ワゴンRのハイブリッドモデルは、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。
エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。
割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。
エコカー割引の適用 |
割引あり ※ハイブリッドモデル ( 割引適用条件は保険会社により異なる ) |
▼ 型式別料率クラス
スズキ ワゴンRの型式は、ハイブリッドかガソリンモデルかの違い、そしてMC(マイナーチェンジ)前後のモデルかどうかによって4つの型式に分かれています。
また2020年より、軽自動車へも型式別料率クラス(車両料率クラス)制度が導入されました。型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
SUZUKI ワゴンR 型式別料率クラス | ||||||
グレード | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
ガソリン系 ※2020.01MC以前 |
MH35S | 3 | 3 | 3 | 3 | × |
HYBRIDターボ/HYBRID系 ※2020.01MC以前 |
MH55S | 3 | 2 | 3 | 3 | × |
HYBRIDターボ系 ※2022.08MC後 |
||||||
ガソリン系 ※2020.01MC後 |
MH85S | 1 | 3 | 3 | 3 | × |
HYBRID系 ※2020.01MC後 |
MH95S | 2 | 1 | 3 | 3 | × |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは3段階評価
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りワゴンRには衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が搭載されていますが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。
スズキ ワゴンR全体としての型式別料率クラス評価は、「悪い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割高」となります。
スズキ ワゴンR 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★☆☆ 悪い ( 保険料金は割高 ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
スズキ ワゴンRの保険料金を簡単にいえば!
SUZUKI WAGON RSTINGRAY[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
軽ハイトワゴンがメジャーとなった現在においても先駆者として真面目にブラッシュアップをし続けているワゴンR。
先駆車としてのネームバリューも勿論ありますが、それに負けないだけの着実な改善を積み重ねてきています。
ハイトワゴンの代表的なモデルとして、選んで間違いのない1台かと思います。
それでは、スズキ ワゴンRの保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
ワゴンRは運転支援システム「セーフティサポート」を一部グレード(セーフティサポート非装着車等)を除き標準装備。
セーフティサポートにより衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が導入されているが、適用期間終了のためASV割引は対象外。
全車ハイブリッドモデルであり、一部保険会社ではエコカー割引を適用可能。
型式は車種に対して2つ。ワゴンR全体としての型式別料率クラス評価は「悪い」、保険料的には「割高」。
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最大20社 |