「コペン GR SPORT」は「ダイハツ コペン」をベースにTOYOTA GAZOO Racingが手掛けたGRブランドとしてのもう一つのコペンです。
コペンの走行性能を全面的に引き上げ、軽スポーツとしての楽しさをより突き詰めています。
「コペン GR SPORT」自体はトヨタとダイハツで併売されており基本的に同一の車ですが、トヨタブランドのものは型式が異なり区別されています。
今回はそんなトヨタ コペン GR SPORT[LA400A型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
TOYOTA COPEN GR SPORT[画像出典:https://toyota.jp]
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トヨタ コペン GR SPORTとは
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
トヨタが手掛け、そしてトヨタからも販売されているこの「コペン GR SPORT」。
日常からよりスポーツカーとしてのドライビングプレジャーを感じれる様に、そしてスポーツカーを楽しめるように、トヨタのモータースポーツを担う「TOYOTA GAZOO Racing」が手を入れたメーカーチューンマシンとも呼べるクルマです。
まず、ベースとなる標準コペンからは、外観から大きく異なり専用デザインのボディが与えられています。
フロントフェイスは横に大きく口を開けたGRシリーズに共通するスパルタンな形状のバンパーを採用し、専用LEDヘッドライトも併せレーシーで迫力のある見た目となっています。
リア周りも同様なイメージに整えられ、内装はバックレストにGRの刺繍ロゴが刻まれたスエード調専用レカロシート(シートヒーター付き)やMOMO製専用革巻ステアリングホイールといった特別装備が装着されている。
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
専用ボディということもあり、コペンの外装の着せ替え機能「DRESS-FORMATION」からは対象外の扱いとなっているのは残念ですが致し方ないところです。
気になる走りの機能向上については、まずボディ補強による剛性強化が挙げられます。車体下部に専用フロントブレース、そしてセンターブレースを追加して車体を補強し、より頑強なボディに仕上げています。
そして車体剛性の向上と、専用ショックアブソーバーの相乗効果によりスポーティでありながらも、しなやかで秀逸な乗り味を実現しています。
足元も専用鍛造アルミホイールにPOTENZA RE050Aで決めており、5MTモデル限定で装備されるフロントスーパーLSDも注目すべきスペシャルパーツの一つ。
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
エンジン回りについてはノーマルのまま手は入っていませんが、もともと規制枠いっぱいの64ps(47Kw)の出力を誇っており、むやみなパワーアップは不要との判断だったのではないでしょうか。
コペン GR SPORTにはCVTとMTのモデルが設定されています。大きな装備の違いは「マルチインフォメーションディスプレイ、アイドリングストップ機能」がCVTモデルのみの装備で、「フロントスーパーLSD」がMTモデルのみの装備である事です。
CVTとMTの選択は好みによりますが、試乗して乗り比べてから購入を決めるのが良さそうですね。
どちらにしても、コペンの電動ルーフもそのままに、爽快な軽スポーツを楽しめるのは間違いないでしょう。
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
グレード | 概要 |
価格 | |
GR SPORT | ●ガソリン 0.66Lターボ 電動ルーフ 専用RECAROシート 専用スポーツダンパー |
CVT | 2,382,200円 |
5MT | 2,437,200円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
トヨタ コペン GR SPORTの保険料金シミュレート見積り結果!
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
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トヨタ コペン GR SPORT |
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見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
47,710円 | 99,360円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
26,320円 | 53,570円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
17,800円 | 35,080円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
11,280円 | 21,620円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トヨタ コペン GR SPORTの一番安い保険の見つけ方!
トヨタ コペン GR SPORTの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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トヨタ コペン GR SPORTの保険料金ポイント!
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
それではトヨタ コペン GR SPORTの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
スマートアシスト搭載なし
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ スマートアシストの搭載なし
残念ながらコペンでは、ダイハツの「スマートアシスト」やトヨタの「セーフティセンス」といった予防安全機能は導入されていません。
しかしながら、安全な走行を支援するVSC(Vehicle Stability Control)やTRC(Traction Control)により、コーナリングや発進・加速時にブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして車両安定性を確保しています。
また、万一アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた際、ブレーキの作動を優先させる「ブレーキオーバーライドシステム」を装備。
その他、LEDランプによるクリアな夜間視界確保、衝突安全ボディ「TAF」など基本的な安全性能はしっかり確保しています。
CCOPEN VSC[出典:https://www.daihatsu.co.jp/]
とはいえやはり、今後ビッグマイナーチェンジのタイミングなどで、予防安全機能が搭載されること期待せずにはいられません。
スマートアシストの様々な運転支援機能(ASV)があれば、時代にマッチした安全性の高い希少な軽オープンスポーツとして、さらにその完成度は高まるでしょう。
さらには劇的に事故を減らすことが可能となり、それは型式別料率クラスへ高評価として反映されます。料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。
▼ ASV割引適用
ダイハツには「スマートアシスト」、トヨタには「セーフティセンス」と呼ばれる予防安全システムが存在します。
これらは安全性の向上やドライバーの運転支援をしてくれるシステムですが、残念ながらトヨタ コペン GR SPORT については先進の予防安全機能は導入されていません。
そして最近では必須の装備ともなっている衝突被害軽減ブレーキ(AEB)機能についても持ち合わせていません。したがってASV割引については適用対象外となります。
ASV割引の適用 |
割引対象外 ※衝突被害軽減ブレーキ(AEB)未導入 |
▼ エコカー割引の適用
コペン GR SPORT は純粋なガソリンエンジンモデルであり、ハイブリッドモデルについては設定がありません。
したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。
エコカー割引の適用 |
割引対象外 ※適用対象モデルなし |
▼ 型式別料率クラス
トヨタ コペン GR SPORT については、型式は1つのみになります(1車種1型式)。
また2020年より、軽自動車へも型式別料率クラス(車両料率クラス)制度が導入されました。型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
TOYOTA コペン GR SPORT 型式別料率クラス | ||||||
車種 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
トヨタ コペン GR SPORT | LA400A | 1 | 1 | 1 | 1 | × |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは3段階評価
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。コペンに関しては前述の通りAEB機能の搭載はなく、ASV割引は対象外です。
トヨタ コペン GR SPORT全体としての型式別料率クラス評価は、「良い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割安」となります。
トヨタ コペン GR SPORT 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★ 良い ( 保険料金は割安 ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
トヨタ コペン GR SPORTの保険料金を簡単にいえば!
TOYOTA COPEN GR SPORT[出典:https://toyota.jp]
ダイハツはトヨタ傘下であるのは周知の事実ですが、ダイハツの商品であるコペンにトヨタ側が手を入れるのはなかなか画期的な出来事かと思います。
グループ会社内でこの様なコラボレーションが行われ、より魅力的な車が増えるのは大歓迎です。
今後もコペン GR SPORTに続くコラボレーションカーが現れれば、業界も盛り上がっていくのではないでしょうか。
それでは、トヨタ 「コペン GR SPORT」の保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
トヨタ コペン GR SPORTには「セーフティセンス」や「スマートアシスト」といった予防安全機能の導入はない。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)についても搭載はなく、ASV割引(一律9%OFF)は適用対象外。
型式は車種に対して1つのみ。トヨタ コペン GR SPORT全体としての型式別料率クラス評価は「良い」、保険料的には「割安」。
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