スズキ アルト ALTO［HA97S/HA37S型］自動車保険料を見積り相場と目安。軽自動車のベーシックライン！正常進化の新型登場！

スズキ アルトがフルモデルチェンジを受け新型にバトンタッチされました。

アルトは、いわゆるベーシックな軽自動車モデルであり。また、スズキを支える主力車種でもあります。

軽ハイト/スーパーハイトワゴンといったカテゴリにシェアを奪われているものの、基幹車種であることに変わりはありません。

今回はそんな新型９代目 スズキ アルト［HA97S/HA37S型］について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。

SUZUKI ALTO［画像出典：https://www.suzuki.co.jp/］

スズキ アルトとは

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

「アルト」は、「軽セダン」と呼ばれるベーシックなカテゴリに属するモデルです。ヒンジドアを採用し全高も高くない、いわゆるフツータイプの軽自動車です。

ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,525mm。時代の流れから、先代モデルより全高が50mmアップし居住空間空間も拡大しています。

とはいえ、ハイトワゴンに比べれば全高は低く抑えられ、立体駐車場の利用も問題ないサイズを維持しています。

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

エクステリアは丸みとボリュームを持ったベーシックなデザインに立ち返っています。親しみと安心を感じされ、スッと受け入れられるデザインです。エクステリアも楕円をモチーフに立体的な仕上がりで、センターコンソールには７インチディスプレイオーディオを導入可能。

ダッシュボードには小物入れも多く設置されていて、使い勝手は向上しています。フロアコンソールトレーはBOXティッシュがちょうど収まるサイズで用意され、後席向けにはコンソールドリンクホルダも２つ装備されます。

室内高、室内幅も拡大していることで後席居住性も高い。

新型では、マイルドハイブリッドとエネチャージの２タイプのモデルが用意されています。

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

ハイブリッドX、Sは、R06D型直列3気筒エンジン［49ps/58Nm］にISG（モーター機能付き発電機）［2.6ps/40Nm］を搭載したマイルドハイブリッド仕様。WLTCモード燃費は2WD：28.2Km/L（4WD：26.2Km/L）と軽自動車クラストップの燃費性能を誇ります。

L、AはR06A型直列3気筒エンジン［46ps/55Nm］にエネチャージを搭載した仕様となります。こちらのWLTCモード燃費は2WD：25.8Km/L（4WD：23.8Km/L）です。

※2025年6月一部改良で、マイルドハイブリッドシステムの改良。および、フロント・リアバンパー形状の見直しや、ルーフエンドスポイラーを新たに追加による空力性能の向上により燃費が向上しています。

組み合わされるミッションは、全車CVTのみとなります。全グレードにはフルタイム4WD車も設定されており、生活環境による必要性にも応えています。

安全装備では、スズキの予防安全技術「SUZUKI Safty Support」が全車導入されています。デュアルカメラブレーキサポートはもとより、前方・後方の誤発進抑制機能、パーキングセンサーなど安全機能も充実しています。

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

グレード	概要		価格
HYBRID X	●ハイブリッド 0.66L ISG（モーター） CVT セーフティサポート	2WD	1,519,100円
		4WD	1,639,000円
HYBRID S		2WD	1,350,800円
		4WD	1,481,700円
L アップグレードパッケージ装着車	●ガソリン 0.66L CVT エネチャージ セーフティサポート	2WD	1,379,400円
		4WD	1,510,300円
L		2WD	1,197,900円
		4WD	1,328,800円
A（受注生産）		2WD	1,064,800円
		4WD	1,196,800円

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

スズキ アルトの保険料金シミュレート見積り結果！

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2025年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
スズキ アルト HYBRID X 2WD
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	50,290円	119,450円
タイプ21 (21歳以上補償)	27,360円	62,900円
タイプ26 (26歳以上補償)	18,690円	41,150円
タイプ30 (30歳以上補償)	12,120円	25,560円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

スズキ アルトの保険料金ポイント！

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

それではスズキ アルトの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

セーフティサポート搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ セーフティサポート搭載

スズキには評価の高い運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」があります。アルトでは全グレードでセーフティサポートを標準装備しています。

セーフティサポートには、高性能なデュアルカメラブレーキサポートIIと後退時ブレーキサポートが標準機能として含まれます。また前方・後方の誤発進抑制機能やフロント・リヤパーキングセンサーなど様々な運転支援機能が搭載されています。

※2025年6月の一部改良でデュアルカメラブレーキサポートIIへとアップデート。その他、安全機能の拡充が図られています。

ただし、高速道路での長距離運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール（ACC）は未導入となります。

※2025年6月一部改良以降の情報となります。

SUZKUKI Safty Support［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

アルトはこれにより「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当していると共に、2017年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて「ASV＋＋（ダブルプラス）」を獲得しています。

セーフティサポートの様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。

▼ ASV割引適用

前述のセーフティサポートには、衝突被害軽減ブレーキ（AEB）いわゆる自動ブレーキ機能も搭載されており、各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「３年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。アルトついてはAEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。

ASV割引の適用

割引対象外 ※型式の割引適用期間が終了済み

しかしながら、AEBを含めたセーフティ サポートの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

▼ エコカー割引の適用

アルトのハイブリッドモデルは、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは２年程、最長で４年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用

割引あり ※ハイブリッドモデル （ 割引適用条件は保険会社により異なる ）

▼ 型式別料率クラス

スズキ アルトの型式は、ハイブリッドかエンジンモデルかの違いよって2つの型式に分かれています。

また2020年より、軽自動車へも型式別料率クラス（車両料率クラス）制度が導入されました。型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2025年］

SUZUKI アルト 型式別料率クラス
グレード	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
HYBRIDモデル	HA97S	4	3	4	6	×
エンジンモデル	HA37S	2	3	5	5	×

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは7段階評価

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りアルトには衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が搭載されていますが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。

スズキ アルト全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

スズキ アルト 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

※★5段階［ とても悪い / 悪い / 標準 / 良い / とても良い ］

「標準」評価となっていますが、車両項目クラスについては、『5～6』と良くありません。車両保険をセットした場合、保険料金は高くなる傾向となるでしょう。特にHYBRIDモデル［HA97S型］は不利となります。

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

スズキ アルトの保険料金を簡単にいえば！

SUZUKI ALTO［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

両側スライドドアを備えた軽ハイトワゴン。パーソナルスライドワゴンを目指して開発されたアルト。

スーパーハイトワゴンほど背高ではなく、使い勝手の良さと、魅力的なデザインを兼ね備えており、時代のニーズに応えたバランスの良さがセールスポイントです。

これからのハイトワゴンの代表的なモデルになり得るのではないでしょうか。

それでは、スズキ アルトの保険料金を簡単にいえば！