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トヨタ エスクァイア[R80G型]自動車保険料を見積り相場と目安。高級志向5ナンバーサイズミニバン。

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トヨタ「エスクァイア」は、トヨタの売れ筋ミドルサイズミニバンの一角である。

同社のノア、ヴォクシー、エスクァイアは兄弟車の関係にあり、「エスクァイア」はこの3兄弟の中でも最も高級志向のコンセプトを持つ。

方向性や系統としては兄貴分のアルファードと近く、フロントフェイスもよく似たデザインとなっている。

今回はそんなトヨタ エスクァイア[ZWR80/ZRR80型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を調査したいと思います。

TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

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esquire_r80gw_02TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

トヨタ エスクァイアはミドルサイズミニバンとして人気で定番の一台です。

ノア、ヴォクシーという他の兄弟と異なり、ドレスアップ仕様の3ナンバーサイズモデルを持たず、純粋な5ナンバーサイズミニバンとして展開している。

そのコンセプト通り、内外装についても兄弟たちより上質で上級感のある仕上がりになっており、メッキや合成皮革、塗装等による加飾が施されている。

その分、価格も幾分上がってはいるものの、そういった嗜好の顧客には堪らないセールスポイントでもあります。

esquire_r80gw_06TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

兄弟車ともっとも異なるのはエクステリア、特にフロントフェイスデザインです。エスクァイアはアルファード譲りともいえるメッキ大型グリルが前面にあり、頬当ての付いた古代ローマ軍の鎧兜(ガレア)を彷彿とさせる迫力がある。リアもメッキ装飾部のデザインが変更されエスクァイアとしての個性を主張しています。

また、2017年7月のビッグマイナーチェンジでは、上級グレード「Giプレミアムパッケージ」が追加されている。これはブランノーブ+合成皮革シート表皮や、ステアリングヒーター、LEDコーナリングランプなどが追加された豪華グレードで上質感がさらに向上しています。

低床化やスライドドア、ロングスライドシートやシートアレンジなどミニバンとして基本となるユーティリティの高さは兄弟譲りで卒がない。ハイブリッド仕様とガソリンエンジン仕様の2つのパワートレーンを用意している点も同様です。

esquire_r80gw_07TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

エンジンやモーター出力にも変わりはなく、1.8Lエンジン[99ps/142Nm]+2モーター[82ps/202Nm] のハイブリッドシステム、そして2Lエンジン[152PS/193Nm]を搭載するモデル展開となっています。ガソリンエンジンモデルでは4WD仕様を選ぶこともできる。

燃費はJC08モードでハイブリッドモデルが23.8km/L、ガソリンモデル2WDが16.0km/L(4WD:15.0km/L)。

その他、2019年1月のマイナーチェンジでToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)が全車標準になり、先進安全性の充実が図られている。アダプティブクルーズコントロール(ACC)は搭載されなかったものの、昼間の歩行者対応のプリクラッシュセーフティなど様々な安全機能が全車に搭載された。

7人または8人の乗車が可能でサードシートにもそれなりの余裕があり、多人数乗車できる手頃なミニバンの定番としてエスクァイアは高い人気を誇っている。

esquire_r80gw_08TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://www.goo-net.com/]

グレード 概要
乗員 価格
HYBRID Gi “Premium Package” ●ハイブリッド
1.8L+モーター
電気式自動変速機
2WD 7 3,438,600円
HYBRID Gi 3,379,200円
HYBRID Xi 3,198,800円
Gi “Premium Package” ●ガソリン
2.0L
SuperCVT-i
2WD 7 3,053,600円
4WD 3,262,600円
Gi 2WD 7 2,994,200円
8 2,963,400円
4WD 7 3,203,200円
8 3,172,400円
Xi 2WD 7 2,744,500円
8 2,713,700円
4WD 7 2,953,500円
8 2,922,700円
Xi“サイドリフトアップ
チルトシート装着車”
2WD 7 2,854,000円
4WD 3,044,000円
Xi“ウェルジョイン” 2WD 7 2,770,900円
4WD 2,979,900円

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ 年齢 年齢条件 等級 免許色
タイプ20 20歳 全年齢補償 8 グリーン
タイプ21 21歳 21歳以上補償 9 グリーン
タイプ26 26歳 26歳以上補償 14 ブルー
タイプ30 30歳 30歳以上補償 18 ゴールド
共通条件
・年間走行距離:【 5000km未満 】
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数:【 なし 】
・対人・対物:【 無制限 】
・人身傷害:【 5000万円 】
・搭乗者傷害:【 なし 】
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。

esquire_r80gw_05TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2024年
保険料金シミュレート結果
[ 年間保険料 ]
トヨタ エスクァイア
 HYBRID Gi

見積タイプ 車両保険なし 車両保険あり
タイプ20
(全年齢補償)
58,300円 134,480円
タイプ21
(21歳以上補償)
31,940円 72,140円
タイプ26
(26歳以上補償)
21,450円 46,930円
タイプ30
(30歳以上補償)
13,350円 28,600円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

トヨタ エスクァイアの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。

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それではトヨタ エスクァイアの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント
 Toyota Safety Sense 搭載

 ASV割引の適用

 エコカー割引の適用

 型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

エスクァイアはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を搭載しています。レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

toyota_safety_sense_esquireToyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp]

エスクァイアは「Toyota Safety Sense」全車標準で搭載しており、それにより「セーフティ・サポートカー、またはセーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

前述のToyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)には、「プリクラッシュセーフティ」も搭載されています。

これはトヨタでの衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。

ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。エスクァイアの場合にはAEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。

ASV割引の適用
 
割引対象外
※型式の割引適用期間が終了済み

しかしながら、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

ハイブリッドモデルについては、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用
 
割引あり
※ハイブリッドモデル
( 割引適用条件は保険会社により異なる )

トヨタ エスクァイア については、搭載されるパワートレインと駆動方式の違いによって合計3つの型式が存在します。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス[2024年]

TOYOTA エスクァイア 型式別料率クラス
グレード 駆動 型式 対人 対物 傷害 車両 ASV割
HYBRID Gi、Xi系 2WD ZWR80G 8 7 8 9 ×
Gi、Xi系 2WD ZRR80G 5 5 4 7 ×
4WD ZRR85G 1 5 5 8 ×

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りエスクァイアに関してはAEBが標準装備(2019年1月以降)ですが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。

エスクァイア全体全体としての型式別料率クラス評価は、「良い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割安」となります。

トヨタ エスクァイア 料率クラス評価
(保険料金への影響)
★★★★☆
良い
( 保険料金は割安 )

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

esquire_r80gw_03TOYOTA ESQUIRE[画像出典:https://toyota.jp]

トヨタの定番人気ミニバン、ノア、ヴォクシー、エスクァイア。これら兄弟車であっても、それぞれに特徴や個性を持たせていて顧客のニーズの多彩化に対応している。

そんな中でもエスクァイアは5ナンバー専用のボディを持ち、高級志向といった方向性によって、ノア、ヴォクシーとはまた一味違った存在感を持っている。

兄弟達より、上位車種にあたるアルファード/ベルファイアへ寄りの居場所を持っているのがエスクァイアかと思います。

それでは、トヨタ エスクァイアの保険料金を簡単にいえば!

今回のテーマを簡単に言えば!

 エスクァイアは「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。

 「Toyota Safety Sense」搭載車には衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も装備されているが、適用期間終了のためASV割引は対象外。

 ハイブリッドモデルについては、保険会社によってエコカー割引の適用が可能。

 型式は車種に対して3つ。エスクァイア全体としての型式別料率クラス評価は「良い」、保険料的には「割安」。

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