スズキ「スイフト」が新型5代目としてフルモデルチェンジで登場。
スイフトといえば、スズキのグローバルコンパクトカーとして日本でも評価の高いモデルです。
新型ではより先進的で個性的なスポーティな外観、そして基本性能の正常進化が魅力です。
普段の足として気軽に使える優良コンパクカーは、新型でどのように変化したのでしょうか?
今回はそんな、スズキ スイフト[EDS/DDS型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
SUZUKI SWIFT[画像出典:https://www.suzuki.co.jp/]
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スズキ スイフトとは
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
新型となってもスイフトは、変わらずコンパクトです。
車体サイズは全長3,860mm×全幅1,695mm×全高1,500mm、ホイールベースは2,450mmとなり、先代型とほぼ同じサイズを維持。おかげで、日常での取り回しの良さという美点はそのままです。
エクステリアはロー&ワイドを強調し、先進的で特徴的なデザインとなっています。
フロントボンネットからスラントしてやや突き出したグリルは、ピアノブラックとメッキ加飾により、美しく仕上げられています。左右のブラックアウトされた立体的なヘッドライトには、L字デイライトがよく映えます。
リアはキュッとしまったキャビンからリアフェンダーへと続き、このサイズのなかでエモーショナルなラインを構成。全体的に、先代型より確実にワンランク上がった印象を受けます。
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
インテリアはインパネカラーにホワイト(プラス幾何学模様)を配置していることもあり、明るく先進的なイメージです。ダッシュボードセンター上部にナビゲーションモニターが配置され、エアコン操作部もボタン式となりました。
メーターは、アナログメーター+デジタルマルチインフォメーションディスプレイのハイブリッドタイプ。アナログメーターが逆にスイフトらしくていい味を出していると感じます。
リアシートにはスライドやリクライニング機能はありませんが、膝周りやヘッドクリアランスなど居住性は必要十分確保されています。トランク容量は最大265Lと小サイズのスーツケースが2つほど入ります。
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
新型で用意されるのは、マイルドハイブリッドとガソリンモデル。ガソリンモデルにはなんと、5MT仕様があり、しかもエコカー減税100%対象という。MT派にとっては貴重な1台となりそうです。
搭載パワートレーンは、マイルドハイブリッド車が1.2Lエンジン[82ps/108Nm]+モーター[3.1ps/60Nm]。ガソリン車は同エンジンのみの構成となります。ミッションは5MTおよびCVTとなり、5MT車は1グレード2WDのみ、CVT車は各グレードで2WDと4WDをラインナップします。
新開発1.2L3気筒エンジンは燃費性能と走行性能を両立。これによりマイルドハイブリッド車は、2WDで24.5km/L(WLTCモード)を達成しています。
ボディには超高張力鋼板を広い範囲に採用し、軽量化しながらも高剛性を実現。併せて構造用接着剤も採用して振動を抑え、キャビンの静粛性も向上しています。
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
グレード | 概要 |
価格 | ||
HYBRID MZ | ●マイルドハイブリッド 1.2L+モーター セーフティサポート |
CVT | 2WD | 2,167,000円 |
4WD | 2,332,000円 | |||
HYBRID MX | 5MT | 2WD | 1,922,800円 | |
CVT | 1,922,800円 | |||
4WD | 2,087,800円 | |||
XG | ●ガソリン 1.2L セーフティサポート |
CVT | 2WD | 1,727,000円 |
4WD | 1,892,000円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
スズキ スイフトの保険料金シミュレート見積り結果!
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
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スズキ スイフト HYBRID MZ(2WD) |
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見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
45,820円 | 97,000円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
26,580円 | 54,990円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
17,980円 | 35,990円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
11,370円 | 22,150円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
スズキ スイフトの一番安い保険の見つけ方!
スズキ スイフトの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
でも一社ごと見積もりなんて、それこそ時間もかかるし気力・体力も削られて正直割に合いません。ですのでわたしは、こちらの一括見積もりサービスをお勧めしています。
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スズキ スイフトの保険料金ポイント!
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
それではスズキ スイフトの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
セーフティサポート搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ セーフティサポート搭載
スズキには評価の高い運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」があります。スイフトでは全グレードでセーフティサポートを標準装備しています。
セーフティサポートには、高性能なデュアルセンサーブレーキサポートⅡとブラインドスポットモニター、およびパーキングセンサー(フロント・リア)が標準機能として含まれます。
その他、誤発進抑制機能や低速ブレーキサポート(前進・後進)は、5MT車を除き搭載されます。
高速道路での長距離運転をサポートするアダプティブクルーズコントロールも標準装備ですが、搭載されるグレードによって若干機能が異なります(HYBRID MZ:全車速追従機能・停止保持機能付 / HYBRID MX:全車速追従機能付 / XG:全車速追従機能および停止保持機能なし)。
SUZUKI SAFETY SUPPORT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
スイフトはこれにより「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。
セーフティサポートの様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。
料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
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▼ ASV割引適用
前述のセーフティサポートには、デュアルセンサーブレーキサポートⅡと呼ばれる衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能も搭載されており、各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ASV割引適用期限はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、スイフトの場合には保険開始日が2026年12月末迄であれば割引が受けられます。
ASV割引の適用 |
割引あり 2026年12月末まで ( 保険始期日 ) |
また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたセーフティサポートの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
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▼ エコカー割引の適用
マイルドハイブリッドモデルについては、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。
エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。
割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。
エコカー割引の適用 |
割引あり ※マイルドハイブリッドモデル ( 割引適用条件は保険会社により異なる ) |
▼ 型式別料率クラス
スズキ スイフト については、搭載されるパワートレイン(マイルドハイブリッド/ガソリン)と駆動方式(2WD/4WD)の種別によって4つの型式が存在します。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
SUZUKI スイフト 型式別料率クラス | |||||||
グレード | 駆動 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
HYBRID MZ・MX | 2WD | ZCEDS | 6 | 7 | 9 | 7 | 〇 |
4WD | ZDEDS | 6 | 7 | 9 | 7 | 〇 | |
XG | 2WD | ZCDDS | 6 | 7 | 9 | 7 | 〇 |
4WD | ZDDDS | 6 | 7 | 9 | 7 | 〇 |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。スイフトに関しては衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。
スイフト全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。
スズキ スイフト 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★☆☆ 標準 ( 保険料金への影響は小さい ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
スズキ スイフトの保険料金を簡単にいえば!
SUZUKI SWIFT[出典:https://www.suzuki.co.jp/]
7年ぶりのフルモデルチェンジにより、内外ともに魅力を増したスズキ「スイフト」。
個性的でスポーティでありながら、どこか可愛らしさもある外観もポイントが高い。明るい印象となった内装も好印象です。
確実に向上している基本性能など、この価格帯のコンパクトカーとして、非常にしっかりと作られた優良モデルと感じます。ダウンサイザーには打って付けではないでしょうか。
それでは、スズキ スイフトの保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
スイフトは予防安全技術「セーフティサポート」を全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。
マイルドハイブリッドモデルであれば、一部保険会社でエコカー割引が適用可能。
型式は車種に対して4つあり、スイフトとしての型式別料率クラス評価は「標準」、保険料的には良くも悪くも「影響は小さい」。
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