スズキ ジムニーノマド［JC74W型］自動車保険料を見積り相場と目安。待望の５ドアロングボディ！高い走破性はそのままに後席空間・荷室容量拡大！

スズキの本格派クロスカントリー系SUV「ジムニー」に５ドアのバージョンが登場です！

その名も「ジムニーノマド」。

遊牧民（ノマド）の名を冠するこのジムニーは、汎用性をアップさせた待望のロングバージョンモデルとして大きな注目を集めています。

今回はそんなスズキ ジムニーノマド［JC74W型］について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を調査したいと思います。

SUZUKI JIMNY NOMADE［画像出典：https://www.suzuki.co.jp/］

スズキ ジムニーノマドとは

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

ジムニーノマドは、ジムニーシエラをベースに5ドア化したロングボディモデルです。

ボディサイズは全長3,890mm×全幅1,645mm×全高1,725mm、ホイールベース2,590mm。ジムニーシエラと比較して、ホイールベースおよび全長が340mm延長されています。

その延長分は後席の居住性と荷室の拡大に充てられています。

また、悪路走破性能に影響する点については、最低地上高は210ｍｍと変わりありませんが、ホイールベースが延長されたことで３アングルの一部に違いがでています。具体的に言うと、ランプブレークオーバーアングルが若干下がって25°となります（シエラは28°）。その他のアプローチアングル36°、デパーチャーアングル47°は維持されています。

些細な違いですが、厳しいオフロード環境での使用を考慮されているなら気にするポイントかと思います。その他、最小回転半径についても、シエラの4.9ｍから5.7ｍに拡大しているといった点が差異としてあげられます。

エクステリアでは、ロングボディと５枚のドアが特徴です。5ドア化においては、全席ドアを10cm詰めるなど変更が施されることで実現しています。これにより、小さめのリアクォータウンドウを持つ6ライトウインドウのロングボディへと変化しています。

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

フロントフェイスやルーフのドリップレールなどはシエラに準ずるデザインです。

しかしながら、丸形LEDヘッドライトやLEDサイドターンランプ付きのドアミラー、リアフォグランプが標準装備となり。フロントの5スロットグリルはガンメタリックに塗装され、スロット枠内もメッキ加飾されるなど、ノマドの上級志向が反映されています。

ノマドの上級志向はインテリテリアにも現れています。

ダッシュボードやシート、ドア回りなどはシエラ同様の造形ながら、各所へのメタリックやメッキ加飾、本革巻きステアリングといったシエラ上級モデル（シエラ JC）の同等の装備が標準で付加されています。

ノマドにおいては、当然ながら特にリア周りの変化は大きく、空間的にも質感的にもシエラに比べて大幅に向上されています。リアシート位置は50ｍｍ後方に伸ばされ、シートも厚みのある乗用車的なより快適性の高いものになっています。後席膝前スペースにはその分余裕が生まれて快適になり、座面も20ｍm高くなって見晴らしも良くなりました。

リアシートには1段階ですがリクライニング機能があるのも嬉しいポイントです。ノマドでは後席の乗降性にもこだわった設計がなされており、日常的に使いやすいリア周りが構成されています。

気になるラゲッジスペースについてですが、こちらはシエラ比で350ｍｍも延長されています。これによってラゲッジ容量は、後席使用時において211Lを確保。ノマドの由来どおり4人乗車でも荷物を載せてアウトドアや小旅行へ出かけることが十分可能となりました。

シエラでは車体パネルむき出しだったリアクォータウンドウ周りも、樹脂カバーでしっかりお化粧されていて、上級モデルとしての上質さを感じさせてくれます。

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

搭載されるパワートレーンは、シエラと同じく直列4気筒1.5L［102ps/130Nm］の軽量コンパクトなガソリンエンジンです。トランスミッションは副変速機付きの5MTまたは4ATを選択可能。全車パートタイム4WD仕様となります。

走行性能に関わる機能もシエラ同様で、ブレーキLSDトラクションコントロールやヒルディセントコントロール、ヒルホールドコントロールを標準装備しています。

その他、シエラと異なる大きなポイントとしては車重があります。ノマドは拡大延長されたボディにより、シエラよりも車重が100kgほど増加しています。

その対応のため、ノマドではフロントにベンチレーテッドディスクブレーキを採用してブレーキ性能を高めています。また、この車重の違いもあり、燃費はWLTCモードで MT車：14.9km/L（ AT車：13.6km/L）とシエラより若干悪化しているのは仕方のないところでしょう。

ジムニーシリーズはラダーフレーム採用の本格派コンパクトSUVです。世界を見渡しても、このサイズ感で成立している車種は希少です。そのロングボディ版ジムニーであるノマドは、使い勝手の優れた非常に魅力的なSUVであることは疑いようもありません。

人気となるのも当然で、ノマド一択！という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

グレード	概要		価格
FC	●ガソリン 1.5L パートタイム4WD 副変速機 セーフティサポート	MT	2,651,000円
		AT	2,750,000円

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

スズキ ジムニーノマドの保険料金シミュレート見積り結果！

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2025年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
スズキ ジムニーノマド FC（AT）
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	40,920円	78,950円
タイプ21 (21歳以上補償)	22,500円	42,040円
タイプ26 (26歳以上補償)	15,480円	27,830円
タイプ30 (30歳以上補償)	10,130円	17,520円

※上記の保険料金は予想値を掲載しています。正確な値が判明次第更新予定。

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

スズキ ジムニーノマドの保険料金ポイント！

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

それではスズキ ジムニーノマドの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

セーフティサポート搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の４つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ セーフティサポート搭載

スズキには評価の高い運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」があります。ジムニーノマドではセーフティサポートを標準装備しています。

セーフティサポートには、高性能なデュアルカメラブレーキサポートと後退時ブレーキサポート、誤発信抑制機能が標準機能として含まれます。その他、車線逸脱警報機能やハイビームアシストなど様々な運転支援機能が搭載されています。

また、高速道路での長距離運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール（ACC）もAT車に標準装備。MT車は通常のクルーズコントロールシステムを搭載となります。

スズキ セーフティサポート［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

ジムニーノマドはこれにより「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しているとともに、衝突被害軽減ブレーキ等が一定の性能を有していることを国土交通省が認定する「衝突被害軽減ブレーキ（AEBS2）認定車」および「ペダル踏み間違い急発進抑制装置（PMPD）」の認定車でもあります。

セーフティサポートの様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

▼ ASV割引適用

前述のセーフティサポートには、衝突被害軽減ブレーキ（AEB）いわゆる自動ブレーキ機能も搭載されており、各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

ASV割引適用期限はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、ジムニーノマドについては保険開始日が2028年12月末迄であれば割引が受けられます。

また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたセーフティサポートの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

▼ エコカー割引の適用

シムニーノマド は純粋なガソリンエンジンモデルであり、ハイブリッドモデルについては設定がありません。

したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。

エコカー割引の適用

割引対象外 ※適用対象モデルなし

▼ 型式別料率クラス

スズキ ジムニーノマド については型式は1つのみになります（ジムニーシエラおよび軽自動車ジムニーを含めると計3つ）。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2025年］

SUZUKI ジムニーノマド 型式別料率クラス
車種	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
ジムニーノマド	JC74W	7	7	7	9	〇

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※料率クラスは17段階評価
※上記の料率クラスは予想値を掲載しています。正確な値が判明次第更新予定。

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りジムニーノマドには衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が搭載されていますが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。

ジムニーノマド全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

スズキ ジムニーノマド 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

※★5段階［ とても悪い / 悪い / 標準 / 良い / とても良い ］

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

スズキ ジムニーノマドの保険料金を簡単にいえば！

SUZUKI JIMNY NOMADE［出典：https://www.suzuki.co.jp/］

ジムニーノマドは、ジムニーシエラをベースにロングボディ化した本格コンパクトSUVです。

ジムニーシエラはコンパクトカーとはいえ車体は軽自SUVジムニーベースであり、決して大きくはありません。そこにコンパクトカークラスとしての汎用性を求めた答えが、このジムニーノマドなのだと思います。

ロングボディ化により、軽自動車サイズを超えたノマド専用の車体は、正真正銘コンパクトクラスと呼べるものになっています。

ジムニーとして「人と荷物を積める。」という、最大の汎用性拡大こそがノマドの魅力です。

それでは、スズキ ジムニーノマドの保険料金を簡単にいえば！