トヨタ クラウン セダン［AZSH32/KZSM30型］自動車保険料を見積り相場と目安。正統派セダンの復活！未来の動力「FCEV」と「マルチステージHV」を搭載！

クロスオーバーという、衝撃的な姿で世界を驚かせた、新生「クラウン」。

その、クラウンシリーズにおいて「これこそが、クラウンだ」と、往年のファンを唸らせる、王道の「正統派セダン」の登場です。

その伝統的で美しいシルエットの内側には、しかし、「FCEV（燃料電池車）」と「マルチステージハイブリッド」という、トヨタの持てる、最も先進的な「未来」が、搭載されています。

まさに、「伝統」と「革新」。その二つの魂を高次元で融合させた、この新時代のフラッグシップです。

今回はそんなトヨタ クラウン セダン［AZSH32/KZSM30型］について、年齢や条件ごとに、自動車保険料の相場と目安を見ていきましょう。

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

トヨタ クラウン セダンとは

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

16代目として、4つのバリエーションで新しい時代の「クラウン像」を提示してきた、新生クラウンシリーズ。

その中で、最もフォーマルで、伝統的な「世界観」を受け継ぐのが、この「クラウンセダン」です。

その開発コンセプトは、極めて明確。

「正統派セダン」としての様式美を受け継ぎながら、パーソナルな利用だけでなく、ショーファー（お抱え運転手）需要にも完璧に応える、新時代のフォーマルカーであること。

その思想は、まず、その美しいプロポーションに表れています。

新生クラウンシリーズの中で、唯一、後輪駆動（RWD）のプラットフォームを採用。これにより、フロントからリアへと、滑らかに、そして伸びやかに流れる、伝統的なFRセダンの美しいシルエットを実現しました。

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

フロントマスクには、最新のデザイン言語である「ハンマーヘッド」を採用し、シャープで知的な表情を。リアは、水平基調の、一直線のテールランプが、威厳と落ち着きを感じさせます。

そして、そのインテリアこそが、このクルマの「真骨頂」です。

「Tazuna Concept」に基づいたドライバーズ空間は、先進的でありながら、どこまでも運転に集中できます。
（その水平基調の、美しい木目調パネルや、夜間、室内を優雅に彩る、柔らかな間接照明に、まず目を奪われるが）
しかし、このクルマの本当の「主役」は、後席にあります。

約3メートルにも達する、長いホイールベースの、そのほとんどが、後席の乗員のために捧げられています。広々とした足元空間。リラクゼーション機能（マッサージ）まで備えた豪華なシート。そして、全ての操作が手元で完結する、大型のリアアームレスト。

そこは、もはや単なる移動空間ではありません。そこにあるのは、レクサスさえも凌駕するかもしれない、究極の「おもてなし（OMOTENASHI）」の空間です。

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

そして、この伝統的な「体」に、トヨタは、二つの、全く新しい「心臓」を与えました。

一つは、MIRAI譲りの、第2世代「FCEV（燃料電池車）」システム。

エンジンを持たず、水素と酸素の化学反応だけで電気を生み出す、究極のクリーンエネルギーです。その心臓部である燃料電池ユニットが生み出すモーターの最高出力は182ps、最大トルクは300N·m。

数字以上に、アクセルを踏んだ瞬間から、一切の段付きなく、どこまでも滑らかに、そして、静かに湧き上がる、そのトルク感は、まさに、ショーファーカーとしての理想の姿と言えるでしょう。

そして、もう一つが、新開発の「2.5L マルチステージハイブリッドシステム」。

これは、高効率な2.5Lダイナミックフォースエンジンに、従来のハイブリッドシステム、そして、有段ギア（4速AT）を組み合わせることで、低速から高速域まで、エンジンとモーターの最も美味しい領域をダイレクトに引き出し、システム最高出力は、実に、304psを発生します。

これは、ショーファーとして静かに走るだけでなく、時にはオーナー自らが、その「走り」を心の底から楽しむための選択肢です。

新しい時代の「クラウン」はこうあるべき、という、トヨタの揺るぎない「答え」が、ここにあります。

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

グレード	概要		価格
Z “THE 70th”	●FCEV FCスタック＋モーター 圧縮水素燃料タンク（3本） Toyota Safty Sense	2WD （RWD）	8,550,000円
Z			8,300,000円
Z “THE 70th”	●ハイブリッド 2.5L＋モーター マルチステージハイブリッド トランスミッション（10段変速制御） Toyota Safty Sense	2WD （FR）	7,550,000円
Z			7,300,000円

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

トヨタ クラウン セダンの保険料金シミュレート見積り結果！

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2025年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
トヨタ クラウン セダン Z（ハイブリッド）
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	47,730円	177,440円
タイプ21 (21歳以上補償)	26,080円	92,730円
タイプ26 (26歳以上補償)	17,870円	60,000円
タイプ30 (30歳以上補償)	11,620円	36,830円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

トヨタ クラウン セダンの保険料金ポイント！

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

それではトヨタ クラウン セダンの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

Toyota Safety Sense 搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ Toyota Safety Sense 搭載

クラウン セダンはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense（トヨタ セーフティセンス）」を全車で標準搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

Toyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ（昼夜の歩行者・自転車、昼の自動二輪車に対応）を全グレードで標準装備。

また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール（全車速追従機能付き）、レーントレーシングアシスト機能も全車に搭載しています。

その他、ドライバー異常時対応システム、パーキングサポートブレーキ（前後方静止物）。後方からの接近車両を検知するブラインドスポットモニター＋安心降車アシスト、クルマを真上から見るように周囲を確認できるパノラミックビューモニタについても、全車標準搭載です。

トヨタ チームメイトの機能（アドバンスドパーク、アドバンスドドライブ）も標準装備されています。

Toyota Safety Sense［出典：https://toyota.jp/］

これらによりクラウン セダンは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

▼ ASV割引適用

前述のToyota Safety Sense（トヨタ セーフティセンス）には、「プリクラッシュセーフティ」も搭載されています。

これはトヨタでの衝突被害軽減ブレーキ（AEB）、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、クラウン セダンの場合には保険開始日が2026年12月末迄であれば割引が受けられます。

ASV割引の適用

割引あり 2026年12月末まで （ 保険始期日 ）

また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

▼ エコカー割引の適用

クラウン セダン（FCEVおよびハイブリッドモデル）は、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは２年程、最長で４年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用

割引あり （ 割引適用条件は保険会社により異なる ）

▼ 型式別料率クラス

トヨタ クラウン セダン については、搭載されるパワートレイン（エンジン・モーターやミッション等）の違いによって2つの型式が存在します。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2025年］

TOYOTA クラウン セダン 型式別料率クラス
グレード	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
FCEV	TZSH35	7	7	8	9	〇
ハイブリッド	AZSH35	9	7	9	9	〇

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※料率クラスは17段階評価

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。クラウン セダンに関しては衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。

クラウン セダン全体としての型式別料率クラス評価は「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

トヨタ クラウン セダン 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

※★5段階［ とても悪い / 悪い / 標準 / 良い / とても良い ］

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

トヨタ クラウン セダンの保険料金を簡単にいえば！

TOYOTA CROWN SEDAN［画像出典：https://toyota.jp/］

正統派セダンの、美しい姿を取り戻した、新生クラウン セダン。

その、伝統的な佇まいの中に、ショーファー需要に応える「FCEV」と、オーナー自らが、走りを楽しむ「マルチステージハイブリッド」という、全く異なる二つの「未来」を宿しています。

静粛な、おもてなしを選ぶのか。それとも、官能的な、走りを選ぶのか。

その選択肢の奥深さこそが、この新しいクラウンセダンが持つ、最大の魅力であり、そして、真骨頂と言えるでしょう。

それでは、トヨタ クラウン セダンの保険料金を簡単にいえば！