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トヨタ カローラスポーツ[NRE21/ZWE21/MZEA12型]自動車保険料を見積り相場と目安。看板ハッチバックがスポーティにリフレッシュ。

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「カローラスポーツ」は久々に復活したカローラのハッチバックモデルです。

カローラ・ランクス以来、実に12年ぶりにカローラの名を引き継いで復活したカローラスポーツ。「カローラ」という往年のネーミングイメージを覆すだけの大幅な刷新によりモデルの若返りが図られています。

今回はそんなトヨタ カローラスポーツ[NRE21/ZWE21/MZEA12型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を調査したいと思います。

TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

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corollasp_nre21_02TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

トヨタ「カローラスポーツ」は、オーリスの後継としてカローラの名前を引き継ぐ形で復活したスポーツハッチバックです。

欧州ではそまま新型オーリスとして販売されています。

そんなカローラスポーツの注目する点はやはり、大きく若返りを図ったエクステリアです。最近のトヨタのデザインの流れを汲み、それは大きく口を開けたフロントバンパーや左右に伸びる個性的でシャープなヘッドライトに表れています。

インテリアについても同様で、黒を基調としてシンプルながら質感もありスポーティな雰囲気を持っています。上級グレードの運転席には、12.3インチTFTマルチインフォメメーションディスプレイを装備するなどプレミアム感もあります。

corollasp_nre21_03TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

そこに本革&ブランノーブ仕様のシート(除電スタビライジングプラスシート)をオプション導入すれば、ちょとした高級スポーツカーを思わせる装いです。

パワートレーンについては2系統あり、ガソリンエンジンとハイブリッドの両方のモデルが用意されています。駆動方式は両モデルとも2WD(FWD)のみです。

ガソリンエンジンモデルに搭載されるのは、2.0Lダイナミックフォースエンジン[170ps/202Nm]。最大熱効率40%を達成し、全域でのトルクアップと燃費向上を高次元で両立させたエンジンです。ミッションはDirect Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)。

※2020年10月マイナーチェンジで1.2Lターボエンジン6MT仕様、およびガソリンモデル4WD仕様は廃止。

corollasp_nre21_04TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

ハイブリッドモデルには1.8L直噴エンジン[98ps/142Nm]に電動モーター[95ps/185Nm]をプラスしたハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力 は[140ps]となっています。

ベースとなるプラットフォームは「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を採用。高剛性ボディと新開発ショックアブソーバと相まって静粛性や走行フィールなど走りの質感は高い。また全グレードにDCM(専用通信機)を標準装備し、コネクティッドサービス「T-Connect」を基本料金5年間無料で利用できる。

もちろん、予防安全性能も抜かりはなく「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。

激戦のコンパクトカーセグメントでハイブリッドやダイナミックフォースエンジン、そしてスポーティで若々しい内外装を武器にビッグネーム「カローラ」の名を冠して立ち向かう。そんなカローラスポーツにはトヨタの本気が詰まっています。

corollasp_nre21_05TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

 

グレード 概要
価格
HYBRID G“Z” ●ハイブリッド
1.8L+モーター
電気式無段変速機
Toyota Safety Sense
2WD 2,978,100円
HYBRID G 2,726,500円
HYBRID G“X” 2,470,000円
G“Z” ●ガソリン
2.0L
Direct Shift-CVT
Toyota Safety Sense
2WD 2,728,100円
G 2,476,500円
G“X” 2,210,000円

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ 年齢 年齢条件 等級 免許色
タイプ20 20歳 全年齢補償 8 グリーン
タイプ21 21歳 21歳以上補償 9 グリーン
タイプ26 26歳 26歳以上補償 14 ブルー
タイプ30 30歳 30歳以上補償 18 ゴールド
共通条件
・年間走行距離:【 5000km未満 】
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数:【 なし 】
・対人・対物:【 無制限 】
・人身傷害:【 5000万円 】
・搭乗者傷害:【 なし 】
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。

corollasp_nre21_06TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2024年
保険料金シミュレート結果
[ 年間保険料 ]
トヨタ カローラスポーツ
 HYBRID G“Z”

見積タイプ 車両保険なし 車両保険あり
タイプ20
(全年齢補償)
49,410円 119,820円
タイプ21
(21歳以上補償)
25,280円 64,390円
タイプ26
(26歳以上補償)
27,240円 41,970円
タイプ30
(30歳以上補償)
11,610円 25,700円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

トヨタ カローラスポーツの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。

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corollasp_nre21_07TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

それではトヨタ カローラスポーツの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント
 Toyota Safety Sense 搭載

 ASV割引の適用

 エコカー割引の適用

 型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

カローラスポーツにはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を全車で標準搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

カローラスポーツではToyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・自転車、昼の自動二輪車に対応)を全グレードで標準装備しています。

また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)およびレーントレーシングアシスト機能も全車に搭載しています。

その他、シフト操作を間違えた時や後退時に、速度を抑制して被害軽減に寄与するドライブスタートコントロールも全車搭載。後方車両を検知するブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングブレーキサポート(後方接近車両)は上位グレードに標準搭載、その他はオプションにて装着可能となっています。

※2024年4月一部改良以降の情報となります。

tss_corollaspnre21_01Toyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp]

これらにより、カローラスポーツは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しているとともに、衝突被害軽減ブレーキ等が一定の性能を有していることを国土交通省が認定する「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)」および「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)」の認定車でもあります。

2018年JNCAP予防安全性能評価においても最高ランクの「ASV+++」を獲得。高い予防安全性能が評価されています。

「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

前述のToyota Safety Senseによって、カローラスポーツには「プリクラッシュセーフティ」が全グレードに搭載されています。

これはトヨタで言うところの衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。

ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。その為、カローラスポーツについてはモデルによって適用・適用外の違いがあります。

2020年10月マイナーチェンジ前のモデルについては、AEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。

2020年10月マイナーチェンジ以降のモデルについては、保険開始日が2025年12月末までなら割引が受けられます。

ASV割引の適用
 
割引あり
※2020年10月MC後 モデル
2025年12月末まで
( 保険始期日 )

しかしながら、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

ハイブリッドモデルについては、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用
 
割引あり
※ハイブリッドモデル
( 割引適用条件は保険会社により異なる )

トヨタ カローラスポーツ については、2022年10月マイナーチェンジ前後、および搭載されるパワートレイン(排気量/ハイブリッド)と駆動方式(2WD/4WD)の種別によって5つの型式が存在します。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス[2024年]

TOYOTA カローラスポーツ 型式別料率クラス
グレード 駆動 型式 対人 対物 傷害 車両 ASV割
ガソリン系
※2022.10 MC前
2WD NRE210H 6 2 4 7 ×
ガソリン系
※2022.10 MC前
4WD NRE214H 4 3 6 7 ×
ハイブリッド系
※2022.10 MC前
2WD ZWE211H 5 6 6 8 ×
ガソリン系 2WD MZEA12H 7 7 9 8
ハイブリッド系 2WD ZWE219H 7 7 9 9

※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
※[NRE210H/NRE214H/ZWE211H]は2022年10月のマイナーチェンジで販売終了

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りカローラスポーツには衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、2020年10月マイナーチェンジ以降のモデルであれば、前述の適用期間内でASV割引が適用されます。

カローラスポーツ全体としての型式別料率クラス評価は、「良い」に当てはまるかと思います。保険料金的には「割安」となります。

トヨタ カローラスポーツ 料率クラス評価
(保険料金への影響)
★★★★☆
良い
( 保険料金は割安 )

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

corollasp_nre21_08TOYOTA COROLLA SPORT[画像出典:https://toyota.jp]

トヨタ カローラスポーツは、トヨタの大看板カローラの名を若々しいイメージと走りで復権させたスポーティーハッチバックです。

ここにきて「カローラ」として新型をリリースしたことはトヨタにとって先を見据えた大きな狙いでしょう。少なくとも「カローラ」ブランドをこれからも大切にしていく姿勢はハッキリと分かります。

このトヨタの戦略が功を奏すのかこれから注目ですね。

それでは、トヨタ カローラスポーツの保険料金を簡単にいえば!

今回のテーマを簡単に言えば!

 カローラスポーツには先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。

 衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。

 ハイブリッドモデルについては、保険会社によってエコカー割引の適用が可能。

 型式は車種に対して5つ。カローラスポーツ全体としての型式別料率クラス評価は「良い」、保険料的には「割安」。

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