最高級Lサイズミニバンとして国内頂点に君臨するトヨタ「アルファード」。
その大柄な車体とメッキ加飾の巨大なフロントフェイスで威風堂々たる佇まいをみせる。いわゆるオラオラ顔ミニバンの王様というべき存在です。
現行アルファードは3代目であり、デザイン違いの「ヴェルファイア」とは兄弟車の関係でもあります。
今回はそんなミニバンの王、 トヨタ アルファード[H30W/H35W型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を調査したいと思います。
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
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トヨタ アルファードとは
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
現在3代目となるアルファードは兄弟車ヴェルファイアと比較すると、豪華さや華やかさをコンセプトとしたデザインが特徴です。
トヨタではアルファード/ヴェルファイア(通称アルヴェル)を「大きな高級車」として開発しており、アルファードはその高級感をもっとも体現している車種と言えます。
エクステリアではメッキ処理された巨大なフロントグリルが真っ先に目を引くポイントです。まるで古代ローマの兜(ガレア)を被る将軍を彷彿とさせ、それがしなやかな力強さと、そして威厳を感じさせています。
Lサイズミニバンだけあり、全長4,950mm×全幅1,850mm×全高1,950mm(グレードや駆動方式によって若干異なる)と立派な体躯を持ち、間近にみるとその存在感はかなりのものです。
当然車内も広々としており、質感の高い豪華なインテリアに包まれています。ソファーと表現したくなる2列目シートの快適性の高さはもちろんの事、3列目シートも広く、アームレストやリクライニング機能も完備し長距離移動の使用にも問題なく対応ができます。
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
装備の充実度はマイナーチェンジの度に向上しており、現在ではスマホ連携可能な9インチディスプレーオーディオやバックガイドモニターを全車標準装備。格納式の電動再度ステップもオプション設定されている。
安全性能についても同様で、プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]対応)やレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、レーントレーシングアシスト[LTA]、そしてインテリジェントクリアランスソナーを含む「Toyota Safety Sense」を全車に搭載しています。
グレードのバリエーションも豊富に用意されており、大きくはハイブリッド車とガソリン車に分けられます。
ハイブリッド車は2.5Lエンジンとモーターを併せ、E-Fourと呼ばれる電気式4輪駆動方式に統一されています。一方ガソリン車は3.5Lまたは2.5Lエンジンを搭載し駆動方式も2WD(FF)と4WDの選択が可能です。
グレード間の価格差も大きく、最高級グレードとエントリリーグレードでは倍程の価格差があるのも特徴です。
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
グレ |
概要 |
乗員 | 価格 | |
Executive Lounge S | ●ガソリン 3.5L DirectSift-8AT Toyota Safety Sense |
2WD | 7人 | 7,421,000円 |
4WD | 7,619,000円 | |||
Executive Lounge | 2WD | 7,269,000円 | ||
4WD | 7,466,000円 | |||
SC | 2WD | 5,277,600円 | ||
4WD | 5,474,600円 | |||
GF | 2WD | 5,202,600円 | ||
4WD | 5,400,600円 | |||
“C パッケージ” | ●ガソリン 2.5L SuperCVT-i Toyota Safety Sense |
2WD | 4,681,600円 | |
4WD | 4,935,600円 | |||
S | 2WD | 3,985,000円 | ||
4WD | 4,240,000円 | |||
2WD | 8人 | 3,941,000円 | ||
4WD | 4,196,000円 | |||
X | 2WD | 3,597,000円 | ||
4WD | 3,851,000円 | |||
HYBRID Executive Lounge S | ●ハイブリッド 2.5L+モーター 電気式無段変速機 Toyota Safety Sense |
4WD | 7人 | 7,752,000円 |
HYBRID Executive Lounge | 7,599,000円 | |||
HYBRID SR“C パッケージ” | 5,720,000円 | |||
HYBRID G“F パッケージ” | 5,573,000円 | |||
HYBRID S“TYPE GOLDⅢ” | 5,088,400円 | |||
HYBRID X | 4,656,000円 | |||
8人 | 4,613,000円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
トヨタ アルファードの保険料金シミュレート見積り結果!
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
トヨタ アルファード HYBRID Executive Lounge |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
54,610円 | 176,540円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
30,070円 | 94,400円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
20,220円 | 61,010円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
12,650円 | 37,060円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トヨタ アルファードの一番安い保険の見つけ方!
トヨタ アルファードの保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
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トヨタ アルファードの保険料金ポイント!
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
それではトヨタ アルファードの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
Toyota Safety Sense 搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ Toyota Safety Sense 搭載
アルファードにはトヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を搭載しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
アルファードではToyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・昼の自転車に対応)を全グレードで標準装備しています。
また、高速道路での長距離運転をサポートする、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト[LTA]、そしてアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーを全車に搭載しています。
Toyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp]
アルファードはこれにより「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当してるとともに、2019年JNCAP予防安全性能評価において最高ランクの「ASV+++」を獲得および「予防安全性能評価大賞」を受賞。高い予防安全性能が評価されています。
「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
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▼ ASV割引適用
前述のToyota Safety Senseによって、アルファードには「プリクラッシュセーフティ」が全グレードに搭載されています。
ただし、ASV割引はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日に適用終了となります。アルファードの場合にはAEBを搭載はしているものの、適用期間はすでに終了しており残念ながらASV割引は対象外となります。
ASV割引の適用 |
割引対象外 ※型式の割引適用期間が終了済み |
しかしながら、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用がないからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
▼ エコカー割引の適用
ハイブリッドモデルについては、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。
エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは2年程、最長で4年間」割引きを受ける事ができます。
割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。
エコカー割引の適用 |
割引あり ※ハイブリッドモデル ( 割引適用条件は保険会社により異なる ) |
▼ 型式別料率クラス
トヨタ アルファード については、搭載されるパワートレイン(排気量/ハイブリッド)と駆動方式(2WD/4WD)の種別によって5つの型式が存在します。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
TOYOTA アルファード 型式別料率クラス | |||||||
グレ |
駆動 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
3.5Lガソリン | 2WD | GGH30W | 5 | 7 | 12 | 12 | × |
4WD | GGH35W | 8 | 6 | 6 | 11 | × | |
2.5Lガソリン | 2WD | AGH30W | 5 | 7 | 8 | 11 | × |
4WD | AGH35W | 1 | 6 | 5 | 9 | × | |
HYBRID | 4WD | AYH30W | 6 | 8 | 6 | 11 | × |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りアルファードにはAEBが全車搭載されていますが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。
アルファード全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。
トヨタ アルファード 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★☆☆ 標準 ( 保険料金への影響は小さい ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
トヨタ アルファードの保険料金を簡単にいえば!
TOYOTA ALPHARD[画像出典:https://toyota.jp]
ミニバンカテゴリにおいて盤石の地位を築いているトヨタ アルファード。
とにかく大きく、存在感と華やかな高級感を持ち併せるアルファードは、所有する事の喜びと十分な満足感を得られる車かと思います。
デザイン・質感共に群を抜いており、兄弟車ベルファイアと共にNo.1に君臨している理由も頷けます。
それでは、トヨタ アルファードの保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
アルファードには先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
「Toyota Safety Sense」により衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が導入されているが、適用期間終了のためASV割引は対象外。
ハイブリッドモデルについては、保険会社によってエコカー割引の適用が可能。
型式は車種に対して5つ。アルファード全体としての型式別料率クラス評価は「標準」、保険料的には良くも悪くも「影響は小さい」。
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