「トヨタランドクルーザー”70”」が、9年ぶりに再々販売を開始!
いわゆるヘビー系と呼ばれる、質実剛健な70系ランドクルーザー。海外では現役販売されているが、国内では販売が終了していました。
2014年の再販に続き、2023年11月から再々販売として、70系ランドクルーザーが国内で新車購入できる運びとなりました。
今回はそんなトヨタ ランドクルーザー70[GDJ76W型]について、年齢別・条件別に自動車保険料金の相場と目安を見ていきましょう。
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
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トヨタ ランドクルーザー70とは
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
ランドクルーザー70は、クロスカントリーSUVであり、いわゆるヘビーデューティー系のランドクルーザーです。
過酷な環境での悪路走破性、そして耐久性と信頼性を追求しており、発展途上国や道路インフラが整っていない地域から絶大な信頼を得ています。世界中の地域社会の生活を支えるうえで、無くてはならない存在です。
国内では販売されていなくとも、海外では今なお現役で販売され続けているのは、その様な背景からです。
その通称「ナナマル」が、2023年に再々販売という形で国内新型車として登場しました。
基本的には、時代に合わせたアップデート版という事になりますが、型式も新しくなり新型と呼んで差し付けないでしょう。
外観は、これまでの70シリーズを継承した質実剛健の角ばったデザイン。無骨ながら、フロントフェイスは丸目LEDヘッドライトが親しみやすさを感じさせます。ブラックアウトしたメッシュグリルや突き出した樹脂製バンパーは実用的なデザインであり、それゆえのタフさが伝わってきます。
フェンダーアーチはブラックアウトした樹脂製となり、サイドステップはこれもブラックアウトしたアルミ製。コンビランプと一体化したリアバンパーも含め、足元ぐるりとブラックで引き締めたことで、よりワイルドな印象となっています。
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
内装も実用性重視のかなりシンプルなもの。水平直線基調のダッシュボード周りは、ATレバー(今回ATモデルのみの販売)とその横に副変速機が鎮座する。至極、作業車的と感じるほど簡素な室内です。
そのなかにあって、運転席メーターに装備されるオプティトロンメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイや、バックモニター内蔵の自動防眩インナーミラー。ハンドルのステアリングスイッチが最新モデルを感じさせてくれるポイントとなります。
6:4分割可倒式リヤシートは、タンブルシートでかつクライニング機能もあり使い勝手が良い。両開きのリアドアも機能的で、荷物の積み下ろしにフレキシブルに対応ができます。
パワートレーンは、直4 2.8Lディーゼルターボエンジン[204ps/500Nm]で、組み合わされるミッションは、6 Super ECT(シーケンシャルシフトマチック付)。今回の再々販売ではATモデルのみのラインナップとなります。
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
プラットフォームは伝統のラダーフレームを継承し、強靱な骨格により高い剛性や強度を確保。足回りではフロントにコイルスプリング、リアにはロングテーパーリーフスプリングを採用したリジットサスペンションを装備。高いオフロード性能を支えています。
走行性能では、駆動方式を切り替えられるパートタイム4WDシステムや、電動デフロック機能を搭載。
その他、前輪を自動的にロックするオートロック機構にマニュアルロック機構を組み合わせた、デュアルモードオートマチックロッキングハブ。
下り坂での走行をサポートするダウンヒルアシストコントロール(DAC)、スリップ状態から素早く脱出を可能するVSC&アクティブトラクションコントロール(A-TRC)など、オフロード性能を高める数々の機能も標準で搭載しています。
実用的でハードな用途とするクロスカントリーSUVとして、ランドクルーザー70は、これ以上ない選択となると思います。
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
グレ |
概要 |
乗員 | 価格 |
AX | ●ディーゼル 2.8Lディーゼルターボ 6 Super ECT Toyota Safety Sense パートタイム4WD |
5人 | 4,800,000円 |
保険料金シミュレート見積り条件
それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。
●見積もり条件
保険料金 見積もり条件 | ||||
見積タイプ | 年齢 | 年齢条件 | 等級 | 免許色 |
タイプ20 | 20歳 | 全年齢補償 | 8 | グリーン |
タイプ21 | 21歳 | 21歳以上補償 | 9 | グリーン |
タイプ26 | 26歳 | 26歳以上補償 | 14 | ブルー |
タイプ30 | 30歳 | 30歳以上補償 | 18 | ゴールド |
共通条件 | ||||
・年間走行距離:【 5000km未満 】 | ||||
・運転者限定:【 本人・配偶者限定 】 | ||||
・事故あり係数:【 なし 】 | ||||
・対人・対物:【 無制限 】 | ||||
・人身傷害:【 5000万円 】 | ||||
・搭乗者傷害:【 なし 】 | ||||
・車両保険(ありの場合):【 フルカバー[免責5-10万] 】 |
今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢別に4タイプ「タイプ20」~「タイプ30」で見積もりを取得します。
トヨタ ランドクルーザー70の保険料金シミュレート見積り結果!
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。
2024年 保険料金シミュレート結果 [ 年間保険料 ] |
||
ランドクルーザー“70” AX |
||
見積タイプ | 車両保険なし | 車両保険あり |
タイプ20 (全年齢補償) |
53,520円 | 142,370円 |
タイプ21 (21歳以上補償) |
29,430円 | 76,310円 |
タイプ26 (26歳以上補償) |
19,820円 | 49,540円 |
タイプ30 (30歳以上補償) |
12,420円 | 30,210円 |
各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。
こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トヨタ ランドクルーザー70の一番安い保険の見つけ方!
トヨタ ランドクルーザー70の保険料金の目安は前述の結果通りですが、契約条件によってもトータルの保険料金は変わってきます。
条件にあった一番安い自動車保険を見つけるにはどうすれば良いでしょう?
答えは、複数社の見積もり取得と比較・検討です。それがもっとも効果的で最短ルート!
でも一社ごと見積もりなんて、それこそ時間もかかるし気力・体力も削られて正直割に合いません。ですのでわたしは、こちらの一括見積もりサービスをお勧めしています。
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トヨタ ランドクルーザー70の保険料金ポイント!
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
それではトヨタ ランドクルーザー70の保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。
保険料金に関わるポイント |
Toyota Safety Sense 搭載
ASV割引の適用 エコカー割引の適用 型式別料率クラス |
ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。
▼ Toyota Safety Sense 搭載
ランドクルーザー70は、トヨタの先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」を搭載しています。レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
Toyota Safety Senseにより、高性能なプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者・昼の自転車運転者に対応)を全グレードで標準装備しています。
その他、車線逸脱の可能性をドライバーに知らせするレーンディパーチャーアラートや、シフト操作時における急発進・急加速を抑制してくれるドライブスタートコントロール、ハイビームとロービームを自動で切り替えしてくれるオートマチックハイビーム等を装備しています。
高速道路での長距離運転をサポートするレーダークルーズコントロールは、残念ながら搭載していません。こちらは、定速制御のみのクルーズコントロールが装備されます。
Toyota Safety Sense[出典:https://toyota.jp]
これらによりランドクルーザー70は「セーフティ・サポートカー」に該当しています。
「Toyota Safety Sense」の様々な運転支援機能(ASV)によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。
料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。
▼ ASV割引適用
前述のToyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)には、「プリクラッシュセーフティ」も搭載されています。
これはトヨタでの衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、いわゆる自動ブレーキ機能です。これによって各保険会社でASV割引(保険料金一律9%割引)を受けることができます。
ASV割引適用終了はその型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、ランドクルーザー70の場合には保険開始日が2026年12月末迄であれば割引が受けられます。
ASV割引の適用 |
割引あり 2026年12月末まで ( 保険始期日 ) |
また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めたToyota Safety Senseの事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。
関連記事:
▼ エコカー割引の適用
ランドクルーザー70は純粋なエンジンモデルであり、ハイブリッド・EVモデルについては設定がありません。
したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。
エコカー割引の適用 |
割引対象外 ※適用対象モデルなし |
▼ 型式別料率クラス
トヨタ ランドクルーザー70 については、型式は1つのみになります(1車種1型式)。
型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。
・型式別料率クラス[2024年]
TOYOTA ランドクルーザー70 型式別料率クラス | ||||||
車種 | 型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | ASV割 |
ランドクルーザー“70” | GDJ76W | 8 | 8 | 9 | 10 | 〇 |
※ASV割:[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※2020年より料率クラスは17段階評価に変更されています。
『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。ランドクルーザー70に関しては衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。
ランドクルーザー70全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。
トヨタ ランドクルーザー70 料率クラス評価 (保険料金への影響) |
★★★☆☆ 標準 ( 保険料金への影響は小さい ) |
もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。
トヨタ ランドクルーザー70の保険料金を簡単にいえば!
TOYOTA LANDCRUISER70[画像出典:https://toyota.jp]
ランドクルーザーの中でも、より過酷な環境での使用を前提とした「ランドクルーザー70」。
優れたオフロード走行性能の高さ、そしてその耐久性と信頼性から世界中で高い評価を受けています。
都市型SUVとは対極にある、まさに生活を支えるタフ四駆と呼べる本格オフローダーです。
これさえあれば、どんな場所にでも行けると思える、頼りになる1台です。
それでは、トヨタ ランドクルーザー70の保険料金を簡単にいえば!
今回のテーマを簡単に言えば!
ランドクルーザー70は「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。事故率低下により自動車保険料にも有利。
衝突被害軽減ブレーキ(AEB)も全車装備されておりASV割引(一律9%OFF)の対象となる。
純エンジン車であり、エコカー割引の適用については対象外。
型式は車種に対して1つ。ランドクルーザー70全体としての型式別料率クラス評価は「標準」、保険料的には良くも悪くも「影響は小さい」。
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