
前回、 車の年間走行距離で保険料金は安くなる!各自動車保険の距離区分や差額を比較。 そして前々回、 各社でこんなに違う!?自動車保険での年間走行距離の扱われ方と保険料。 と走行距離についての書いてきました。
今回もその流れでそんな走行距離について、ふと思ったこちらの疑問について書いてみたいと思います。
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初めての自動車保険で走行距離申告
これまでの記事の中で、走行距離区分を導入している保険会社との保険契約時には、昨年度の走行距離実績もしくは今年度の予想走行距離の申告が必要なことをご説明してきました。
経験豊富なベテランドライバーであれば、走行実績はもちろん、なんなく年間走行距離の予測もたてられ、距離の申告も問題ないと思います。
でもちょっと待ってください。
では、今回人生初めて、まったくの新規で自動車保険に加入する方はどうでしょうか?そういった方は、この走行距離ってどう申告すればいいのでしょうか?
当然、これまでの走行距離の実績なんてありませんし、1年間の走行距離なんて経験ないし、まるで予想できないのではないでしょうか。
経験豊富なベテランドライバーであればなんの問題もないことでも、初心者ドライバーには分からないことも多いかと思います。
そんな「初めての自動車保険」では、どんな走行距離の申告方法があり、どんな扱われ方をするのか。
これらについて、主な保険会社での対応状況を調べてみました。初心者ドライバーの方だけではなく、ベテランの方も新規保険での走行距離申請について知識を深めて頂ける良い機会になればと思います。
| 初めての自動車保険での走行距離申告 | |
|---|---|
| 保険会社 | 走行距離の申告方法 |
| アクサダイレクト | 年間予定走行距離を申告する |
| イーデザイン損保 | 新規の場合には距離区分の選択不要 |
| SBI損保 | 新規の場合には距離区分の選択不要 |
| おとなの自動車保険 | 自動的に新規契約区分が適用される |
| ソニー損保 | 年間予定走行距離を申告する |
| そんぽ24 | 新規では4,000km以上8,000km未満の区分を適用 |
| チューリッヒ保険 | 年間予定走行距離を申告する |
| 三井ダイレクト損保 | 新規の場合には距離区分の選択不要 |
結果、申告については以下、3つのパターンに分かれることが分かりました。
◎新規保険契約での走行距離申告
●パターン1
「距離区分の選択不要」
●パターン2
「自動的に新規距離区分が適用」
●パターン3
「年間予定距離を申告」
1.距離区分の選択不要
「イーデザイン損保」「SBI損保」「三井ダイレクト損保」がこちらのパターンに当てはまります。
こちらのパターンでは、そもそも初めての方、まったくの新規契約の場合には距離区分の選択自体が不要になります。WEB上の見積もりでも、初めて保険契約する条件で見積もりを開始すると、画面で走行距離の選択項目が表示されません。
走行距離の選択項目がない為、契約者側で何かの操作や選択が必要になる訳ではありませんが
おそらく内部的には、パターン2の「自動的に新規距離区分が適用」と同じく新規契約用の距離区分が適用されていると思われます。
距離区分の申告自体がないので契約においても迷う心配がありません。
2.自動的に新規距離区分が適用
「おとなの自動車保険」「そんぽ24」がこちらのパターンに当てはまります。
こちらのパターンの場合、パターン1同様に契約者側で走行距離区分の選択は不要ですが、自動的に特定の距離区分が適用されています。
「そんぽ24」の場合は規定の距離区分のひとつに、「おとなの自動車保険」の場合には新規契約者専用の距離区分が適用される事になります。
こちらのパターンでは距離区分の申告自体はありますが、それは自動的に決定され選択する必要がないので迷うことはないでしょう。
3.年間予定距離を申告
「アクサダイレクト」「ソニー損保」「チューリッヒ保険」がこちらのパターンに当てはまります。
こちらのパターンの場合は、年間予定走行距離を申告する必要があります。あくまでこれからの予定距離なので、前年度の走行距離実績がなくてもなんとか予測をたてます。
予測の年間予定走行距離に該当する相克距離区分にて保険契約する事になります。ただ、こちら で説明させて頂いた通り、申告した距離区分を超える場合には保険会社への連絡と追加保険料金が発生する事になります。
逆にまったく距離区分に満たない場合には、早い段階で短い距離区分への契約変更をする事で差額分を返還して貰うことも可能です。
人生初の自動車保険契約という方であれば、ほとんどの場合初めてのマイカーという事になるのではと思います。
過去の経験がないのですから、あまり考えず「このくらいかな?」程度の軽い気持ちで距離区分を決めてしまっても良いでしょう。
予想外に走ったり、走らなかったりしたなら、それに合わせて保険の契約変更をすれば良いだけなのですから。
ただ、それでも目安が欲しいという方であれば、各保険会社で設定している走行距離区分に合わせた選択の目安を紹介しています。参考にされてみては如何でしょうか。
例えば、SBI損保では以下の様に目安を公開しています。
| 年間走行距離 | ~該当する方の例~ 1週間での走行距離の目安 |
| 5,000km以下 | 近所での買い物にお車を使用している方なら、 年間約3,000km! (目安:1週間あたり約 60 kmの走行距離) |
| 5,000km超~ 10,000km以下 |
週末にお車でよくドライブに出かけている方なら、 年間約8,000km! (目安:1週間あたり約 160 kmの走行距離) |
| 10,000km超~ 15,000km以下 |
毎日の通勤・通学と休日の買い物やレジャーに お車を使われる方や、業務で毎日使用する方なら 年間約12,500km! (目安:1週間あたり約 250 kmの走行距離) |
| 15,000km超 | 毎日の通勤・通学に加えて、頻繁に休日に 長距離ドライブや帰省旅行等で使用する方なら、 年間約17,500km! (目安:1週間あたり約 350 kmの走行距離) |
※SBI損保サイトより引用
新規自動車保険での走行距離を簡単にいえば!

今回は全くの新規での自動車保険で、走行距離区分の扱いについて調べてみました。
その結果、各保険会社でその扱いは異なり大きく3つのパータンに分かれることが分かりました。これから新規で自動車保険を契約する方であれば、各社の扱いの違いを参考にして契約に役立てて頂ければ幸いです。
ただ走行距離に関わらず新規保険は、継続契約や他社からの乗り換えにくらべ保険料金は高い傾向にある様です。その為、単純に走行距離区分の違いだけで新規と継続の保険料金の差を比べることはできませんでした。
しかし、同じ新規条件でも各社で保険料金が異なることは確かですので複数候補にて見積もり取得をしてサービス・保険料金ともに納得のいく保険を選択して頂ければと思います。
それでは、初めての保険契約での走行距離区分を簡単にいえば!
保険料ポイント覚え書き
全く新規での自動車保険契約では走行距離の申告扱いが異なる。
新規契約での走行距離区分の申告は「必要・自動適用・不要」の3つのパターンに分けられる。
ここまで自動車保険に関する内容を、詳しく見てきました。 しかし、今の保険料が「高い」のか「妥当」なのかは、他人と比べても分かりません。
「複数の保険会社から見積もりを取り、比較する」これ以外に、保険料を安くする「正解」は存在しないのです。
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