ホンダ N-ONE e:［JG5型］の保険料はいくら？【自動車保険料の見積り 相場と目安】航続295kmの新型軽EVを徹底分析！

ついにその姿を現しました。

2012年の登場以来、その愛らしいデザインで、多くのファンを魅了し続けてきた『N-ONE』。

そこに、EVならではの静かで力強い走りと、295kmという日常には十分すぎる航続距離を身につけた、新しい時代の相棒『N-ONE e:』が、いよいよ我々の目の前にやってきました。

今回は、そんな新時代の軽EV、ホンダ N-ONE e:［JG5型］について、年齢や条件ごとに、自動車保険料の相場と目安を見ていきましょう。

HONDA N-ONE e:［画像出典：https://www.honda.co.jp/］

ホンダ N-ONE e:とは

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

愛すべき一台の軽自動車が、新しい時代の扉を開きます。

その名は、ホンダ『N-ONE e:（エヌワン イー）』。

ホンダ初の量産軽乗用車「N-360」からの、歴史的な系譜を受け継ぎ「タイムレスデザイン」を継承してきたN-ONE。その、親しみやすく、普遍的なデザインはそのままに、心臓部を未来へとアップデートさせた、ホンダの自信作です。

それは、単にエンジンをモーターに置き換えただけの、安易な電動化ではありません。

N-ONEというクルマが、本来持つ「安心とストレスのない走り」と「日常のパートナーとしての愛着」を、EVという新しい器の中で、いかにして深化させるか。その、ホンダの開発陣の、熱い「こだわり」が随所に感じられる、一台に、仕上がっています。

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

エクステリアは、N-ONEを継承しており、円・四角・台形という、三つの基本形状で構成された、安定感のあるフォルム。一度見たら、忘れられない、愛嬌のある丸目ヘッドライト。

その全てが、時代を超えて愛されるであろう「らしさ」を、放っています。

しかし、そのたたずまいは、より洗練されています。フロント周りは、水平基調のラインで再構成され、整然とした、程よい未来感が見事にプラスされています。

ヘッドライトは、もちろんフルLED。リング状に発光するデイタイムランニングランプは、キャラクターを際立たせるとともに、昼間の対向車からの被視認性を高め、安全にも貢献します。

EV化に伴い、フロントグリルは冷却の必要性が少ない、スッキリとしたデザインへと変更されました。その中央には、充電ポートがスマートに格納されています。また、ハイトワゴンでありながら、多くの立体駐車場に対応可能な、1,545mmという、絶妙な車高設定は、先代から受け継がれた、日常使いへの嬉しい「配慮」です。

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

ドアを開ければ、そこに広がるのは、専用にデザインされた、シンプルでクリーンな、心地よい空間です。

左右に広がり感を持たせた、水平基調のダッシュボードは広い視界を確保。助手席のインストルメントパネルには、インパネワイドトレーと充電ポートが設置され、スマートフォンへの配慮がみられます。

ドライバーの目の前には、EV専用の7インチフルデジタルメーターが鎮座し、バッテリー残量や航続距離、エネルギーの回生状況などを、グラフィカルに表示。

シフトレバーは先進的な、ボタン式の「エレクトリックギアセレクター」へと進化。未来的な、操作感と、クリーンなセンターコンソールを実現しました。

ベースとなったN-ONEと比べると、そこに搭載されるテクノロジーは、全くの別次元です。

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

N-ONE e: の心臓部、パワートレインは、高性能な電動モーター［64ps/162Nm］です。その最大の魅力は、アクセルを踏んだ、0.1秒後には、最大トルクが立ち上がる、モーターならではの圧倒的な瞬発力。

ガソリンのターボ車を凌駕するほどの、力強い加速は、街中でのあらゆるシーンで、ドライバーに余裕と、快感を与えてくれます。

また、その航続距離は、軽EVとしてトップクラスの295km（WLTCモード）を達成。日常用途で、バッテリー切れの心配をすることは、まず、ないでしょう。

そして、注目すべきは、その「走りの良さ」です。バッテリーを、床下に低く配置することで、ガソリンモデル以上の低重心を実現。その結果、コーナリング時の安定感は、軽自動車のレベルを超えており、どっしりとしたフィーリングをもたらしています。

静かでスムーズなだけでは、ない。運転が、本当に「楽しい」EV。それこそが、ホンダが、N-ONE e: に、与えた、新しい「価値」かと思います。

安全性能では、もちろん、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を、全車に標準搭載。衝突被害軽減ブレーキから、渋滞追従機能付ACCまで、10種類以上の先進機能が、日々の運転の疲れや、ストレスを、大幅に軽減してくれます。

いつもの「行ってきます」が、すこしだけ胸の躍る「発進（スタート）」に、変わる。N-ONE e: は、実用性を超えた、新しい「喜び」を与えてくれる、新時代の軽自動車です。

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

N-ONE e:
グレード	概要		価格
e: L	●EV 電動機（モーター） リチウムイオン電池82.7Ah Honda SENSING	2WD （FF）	3,198,800円
e: G			2,699,400円

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

ホンダ N-ONE e:保険料金シミュレート見積り！

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2025年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
HONDA N-ONE e: e: L
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	48,340円	123,110円
タイプ21 (21歳以上補償)	26,390円	64,810円
タイプ26 (26歳以上補償)	18,070円	42,350円
タイプ30 (30歳以上補償)	11,760円	26,290円

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

ホンダ N-ONE e:の保険料金ポイント！

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

それではホンダ N-ONE e:の保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

Honda SENSING搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ Honda SENSING搭載

ホンダには「Honda SENSING（ホンダ センシング）」と呼ばれる安全運転支援システムが存在します。「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」を使用した、予防安全の向上やドライバーの運転支援をしてくれるシステムです。

N-ONE e: には、このHonda SENSINGが標準装備となっています。

衝突被害軽減ブレーキ（CMBS）はもとより、高速道路での長距離運転をサポートする、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール（ACC）や車線維持支援システム（LKAS）も全車に装備しています。

その他、トラフィックジャムアシスト、パーキングセンサー（フロント/リア）、誤発進抑制機能（前方・後方）と近距離衝突ブレーキ（※これらを合わせて、踏み間違い衝突軽減システムと呼ぶ）も全車共通の標準装備となっています。

クルマを、上空から見下ろしたような表示が可能なマルチビューカメラシステムは、残念ながら採用はありません。

Honda SENSING［出典：https://www.honda.co.jp/］

これらによりN-ONE e:は「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

Honda SENSINGおよび、運転支援システムの様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となります。

※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。

▼ ASV割引の適用

前述の「Honda SENSING（ホンダ センシング）搭載車には、CMBS（Collision Mitigation Brake System）と呼ばれる機能が装備されています。

これはホンダで言うところの自動ブレーキ機能、いわゆる衝突被害軽減ブレーキ（AEB）です。これによって各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

▼ エコカー割引の適用

N-ONE e: は全車EVなので、一部保険会社にてエコカー割引が適用になります。

エコカー割引を受ける保険会社によっても変わってきますが「新車購入の場合で多くは２年程、最長で４年間」割引きを受ける事ができます。

割引率は3%、または一律1000円引き程度となっている事が多いです。

エコカー割引の適用

割引あり （ 割引適用条件は保険会社により異なる ）

▼ 型式別料率クラス

N-ONE e: については、型式は1つのみになります（１車種１型式）。

型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2025年］

HONDA N-ONE e: 型式別料率クラス
車種	駆動	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
N-ONE e:	2WD	JG5	4	4	4	4	〇

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは7段階評価

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。前述の通りN-ONE e:には衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が全車搭載されていますが、適用期間を経過しておりASV割引は対象外です。

N-ONE e: 全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

ホンダ N-ONE e: 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

※★5段階［ とても悪い / 悪い / 標準 / 良い / とても良い ］

もちろん、車両金額や契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

ホンダ N-ONE e:の保険料金を簡単にいえば！

HONDA N-ONE e:［出典：https://www.honda.co.jp/］

新時代の軽自動車、ホンダ「N-ONE e:」。

普遍的で親しみのあるデザインはそのままに、未来のパワートレインを手に入れた、日常に寄り添うパートナーです。新しいモノサシで、その変化を楽しめる方には、まさにピッタリな一台です。

見た目だけではなく、中身にも、ホンダのこだわりがギッシリ詰まっています。その走行性能や、最新の安全性能は、折り紙付きです。

ガソリンモデルを上回る車両価格は、大きなハードルかもしれません。しかし、国のCEV補助金を活用すれば、グッと現実に近づくはずです。

何といっても、EVならではの、静かで、快適な、そして少しのワクワクが、日々その価値を感じさせてくると思います。

それでは、ホンダ N-ONE e: の保険料金を簡単にいえば！