ミツビシ デリカミニ［BA型］の保険料はいくら？【自動車保険料の見積り-相場と目安】新型もゴツかわいい！広さ・質感・使い勝手も進化した軽SUV！

デリカミニは、「ゴツかわいい」と評される、個性的なデザインで大ヒット中の、軽スーパーハイトワゴンです。

その人気も冷めやらぬ中、登場からわずか2年という異例の速さで、早くも、フルモデルチェンジを実施。

このアップデートは、単なるデザインの変更に留まりません。「広さ・質感・使い勝手」といった、クルマとしての本質的な価値がさらに引き上げられています。

今回は、そんな、大きな進化を遂げた、新型デリカミニ［BA型］について、年齢や条件ごとに、自動車保険料の相場と目安を見ていきましょう。

MITSUBISHI DELICA MINI［画像出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

ミツビシ デリカミニとは

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

デリカミニは、国内で最も競争の激しい、軽スーパーハイトワゴン カテゴリに、三菱が満を持して投入した、戦略的なモデルです。

その最大の特徴は、単なる移動の道具ではなく、オーナーのライフスタイルに寄り添い、週末の「冒険」へと連れ出してくれる「相棒」としての、キャラクターです。

デリカミニの成功において、最大の要因は、多くのユーザーが「一目惚れ」する、その唯一無二のエクステリアデザインにあります。

三菱のデザイン思想である「ダイナミックシールド」をベースとしながら、同社の「デリカD:5」のDNAを色濃く受け継いだフロントマスクには、半円形のLEDポジションランプを採用。一度見たら忘れられない、愛嬌と力強さを両立させた、この表情こそが「ゴツかわいい」という、新しい価値観を生み出しました。

フロントおよび、リアには「DELICA」のエンボスロゴが施され、デリカの血筋を主張しており、前後バンパーやホイールアーチには、SUVらしいタフなプロテクターを装備。ライバルとなる、N-BOXやタントといったモデルとは一線を画す、圧倒的な存在感を放っています。

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

その、世界観は、インテリアにも、徹底されています。

内装は、ただ上質なだけではありません。アウトドアシーンでの、ハードな使用を想定した「タフさ」と「機能性」が、追求されています。

シート生地には、通気性の良い撥水素材を採用。濡れたアウトドア用品や、雨具を積んでも安心です。また、ラゲッジルームは、汚れに強い素材で覆われており、泥のついた靴やキャンプ道具も、気兼ねなく積み込めます。

もちろん、スーパーハイトワゴンとしての、基本性能も万全です。

後席は、左右独立で大きくスライドし、足元の広さもクラストップレベル。後席を一番前にスライドさせれば、広大な荷室が出現し、大きな荷物も余裕で飲み込みます。

そして、デリカミニが、他の「アウトドア風」の軽自動車と決定的に違うのが、その「走り」へのこだわりです。

特に、4WDモデルに採用された、15インチの「大径タイヤ」と、そのための「サスペンション全体の、専用設計」は、悪路での「走破性」と、街中での「乗り心地」を同時に引き上げています。

カーブでの車体の傾きを抑える「高剛性スタビライザー」の採用や、リアサスブッシュの取り付け位置変更など、この徹底した作り込みが、ふらつきを抑えた、圧倒的な安定感を実現しています。

その安心感は、まさに「小さな、デリカ」。

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

ミツビシの技術者たちの、意地と誇りが、感じられるポイントです。

さらに、滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」も、標準で装備。デリカの名に恥じない、悪路走破性を確保しています。

パワートレインは、NA（自然吸気）エンジン［52ps/60Nm］と、ターボエンジン［64ps/100Nm］の2種類を用意。驚くべきは、新型では、先代モデルにあった「マイルドハイブリッド」を廃止している点です。

しかしこれは、決して後退ではなく、合理的な前進です。

エンジン本体やCVTの制御を徹底的に見直すことで、ハイブリッド無しで、先代モデルを上回る優れた燃費性能（WLTCモード：17.8～21.0Km/L）を実現しています。また、構成部品を減らすことでコスト削減にも貢献しており、新型でも値上げ幅を最小限に抑えています。

安全性能も、抜かりはありません。先進安全装備「e-Assist」を搭載し、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど、多彩な機能で日々の運転をサポートします。

これらの先進安全装備は、事故のリスクを低減させるため、自動車保険料にも、良い影響を与えると考えられます。

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

グレード	概要		価格
T Premium DELIMARU Package	●ガソリンターボ 0.66Lターボ＋モーター CVT e-Assist	2WD	2,107,600円
		4WD	2,271,500円
T Premium		2WD	1,914,000円
		4WD	2,125,200円
T		2WD	1,914,000円
		4WD	2,125,200円
G Premium DELIMARU Package	●ガソリン 0.66L＋モーター CVT e-Assist	2WD	2,018,500円
		4WD	2,182,400円
G Premium		2WD	1,837,000円
		4WD	2,048,200円
G		2WD	1,837,000円
		4WD	2,048,200円

保険料金シミュレート見積り条件

それでは保険料金のシミュレート見積もりをしていきましょう。今回見積もり条件とした内容を記述しておきます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ	年齢	年齢条件	等級	免許色
タイプ20	20歳	全年齢補償	8	グリーン
タイプ21	21歳	21歳以上補償	9	グリーン
タイプ26	26歳	26歳以上補償	14	ブルー
タイプ30	30歳	30歳以上補償	18	ゴールド
共通条件
・年間走行距離：【 5000km未満 】
・運転者限定：【 本人・配偶者限定 】
・事故あり係数：【 なし 】
・対人・対物：【 無制限 】
・人身傷害：【 5000万円 】
・搭乗者傷害：【 なし 】
・車両保険(ありの場合)：【 フルカバー[免責5-10万] 】

今回は記名被保険者（契約車両を主に運転する人）の年齢別に4タイプ「タイプ20」～「タイプ30」で見積もりを取得します。

ミツビシ デリカミニの保険料金シミュレート見積り結果！

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

それでは自動車保険料金をシミュレートした見積り結果を見てみましょう。

2025年 保険料金シミュレート結果 ［ 年間保険料 ］
ミツビシ デリカミニ T Premium（4WD）
見積タイプ	車両保険なし	車両保険あり
タイプ20 (全年齢補償)	51,100円	119,240円
タイプ21 (21歳以上補償)	27,650円	62,660円
タイプ26 (26歳以上補償)	18,800円	40,930円
タイプ30 (30歳以上補償)	12,070円	25,310円

※上記の保険料金は予想値を掲載しています。正確な値が判明次第更新予定。

各タイプでは記名被保険者(主にその車を運転する人)の年齢以上の運転者のみを補償対象とする年齢条件割引を前提にしています。年齢を重ねるにつれ順当に保険料金が割安になっていくのがハッキリ分かりますね。

こちらは一定の条件をもとにシミュレートした結果なのであくまでも参考としてお考え下さい。

ミツビシ デリカミニの保険料金ポイント！

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

それではミツビシ デリカミニの保険料金に関わるポイントを確認しておきましょう。

保険料金に関わるポイント

e-Assist搭載 　ASV割引の適用 　エコカー割引の適用 　型式別料率クラス

ポイントとしては上記の4つが挙げられます。それでは順に説明していきます。

▼ e-Assist搭載

デリカミニには、電波レーダーやカメラなどを通して安全で快適なドライブをサポートする、ミツビシの予防安全技術「三菱 e-Assist（イーアシスト）」が全車に標準搭載されています。

これにより、衝突被害軽減ブレーキシステム（歩行者・自転車検知付）はもとより、車線逸脱警報システム＆車線逸脱防止支援機能や、前方衝突予測警報も標準搭載しています。

高速道路での長距離運転をサポートする高速道路同一車線運転支援システム「マイパイロット（MI-PILOT）」は、上級グレード（Premium系）のみの装備となっています（※Premium系以外のグレードでは、オプション装着も不可）。

その他、踏み間違い衝突防止アシストを全車搭載。空から見下ろしたような映像で駐車を支援する「マルチアラウンドモニター（移動物検知機能付）※DELIMARU Packageでは3Dマルチアラウンドモニター」は、上級グレード（Premium系）に標準装備、またはオプションで搭載が可能となっています。

MITSUBISHI e-Assist［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

これにより、デリカミニは「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

「e-Assist」の様々な運転支援機能（ASV）によって劇的に事故を減らすことが可能となり、型式別料率クラスへ高評価として反映されます。

料率クラスの高い評価はそのまま保険料低減へとつながります。

※2020年から軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されました。

▼ ASV割引適用

前述の予防安全技術「e-Assist」によって、デリカミニには「衝突被害軽減ブレーキシステム（Forward Collision Mitigation system：FCM）」が全グレードに搭載されています。

これはミツビシで言うところの、いわゆる自動ブレーキ機能（Autonomous Emergency Braking – AEB）です。これによって各保険会社でASV割引（保険料金一律9％割引）を受けることができます。

ASV割引適用終了は、その型式の自動車が発売された年度に「3年」を加算した年度の12月末日なので、デリカミニについては保険開始日が2028年12月末迄であれば割引が受けられます。

ASV割引の適用

割引あり 2028年12月末まで （ 保険始期日 ）

また、いずれ割引適用からは外れますが、AEBを含めた「e-Assist」の事故予防効果は型式別料率クラスに十分反映されており、ASV割引適用が終了したからと言って必ずしも保険料金に不利という事でもありません。

▼ エコカー割引の適用

デリカミニは純粋なエンジンモデルであり、ハイブリッドモデルについては設定がありません。

したがって、一部保険会社にて設定のあるエコカー割引は適用対象外となります。

エコカー割引の適用

割引対象外 ※適用対象モデルなし

▼ 型式別料率クラス

ミツビシ デリカミニ の型式については、搭載エンジン、駆動方式（2WD/4WD）の種別によって4つの型式が存在します。

また2020年より、軽自動車へも型式別料率クラス（車両料率クラス）制度が導入されました。型式ごとに料率クラスの評価がなされ、この評価が保険料金の増減にも直結します。

・型式別料率クラス［2025年］

MITSUBISHI DELICA MINI 型式別料率クラス
グレード	駆動	型式	対人	対物	傷害	車両	ASV割
T系グレード （ターボ）	2WD	BA2A	4	4	4	4	〇
	4WD	BA6A	4	4	4	4	〇
G系グレード （ノンターボ）	2WD	BA1A	4	4	4	4	〇
	4WD	BA5A	4	4	4	4	〇

※ASV割：[ 〇 割引あり / × 割引なし ]
※軽自動車の料率クラスは7段階評価
※上記の料率クラスは予想値を掲載しています。正確な値が判明次第更新予定。

『ASV割』項目は型式別にASV割引の対象かどうかを表しています。デリカミニに関しては衝突被害軽減ブレーキ（AEB）が全車搭載されていますので、前述の適用期間内であればASV割引が適用されます。

デリカミニ全体としての型式別料率クラス評価は、「標準」に当てはまるかと思います。保険料金的には「影響は小さい」となります。

ミツビシ デリカミニ 料率クラス評価 （保険料金への影響）

★★★☆☆ 標準 （ 保険料金への影響は小さい ）

※★5段階［ とても悪い / 悪い / 標準 / 良い / とても良い ］

もちろん、車両金額も異なりますし契約内容によっても実際の保険料金は変わってきます。

ミツビシ デリカミニの保険料金を簡単にいえば！

MITSUBISHI DELICA MINI［出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/］

新型デリカミニの、マイルドハイブリッド廃止という「決断」。

それは、電動化こそが「正義」とされるこの時代に、あえてその流れに逆らい、名よりも実を取るという、合理的な判断だったのだと思います。

マイルドハイブリッドがなくても、より良いならいいじゃないか。シンプルにその通りですね。

ユーザーが、実際に感じられる「走りの楽しさ」や「信頼感」にこそ、価値があるのだという。その「デリカ魂」とでも言うべき思想が、今後のミツビシのクルマづくりの、スタンダードになっていくのだとすれば、非常に楽しみです。

それでは、ミツビシ デリカミニの保険料金を簡単にいえば！