自動車保険では軽自動車と普通自動車はどちらが安い!?ハスラーとコンパクトカーの保険料金を比較!

suzuki_hastler_mr41s

コンパクトで燃費も良く経済的な軽自動車。車体サイズや排気量制限はあるものの、税金面でもかなり優遇されており、かなりのアドバンテージを持っています。

それだけにやはり人気があり、2017年の統計では軽自動車比率の全国平均は35.53%となっています。都道府県別では半数以上の地域で50%を超えている状況です。

そんな庶民の味方、街乗り最強の軽自動車ですが自動車保険でもやっぱり小型・普通自動車(自家用乗用自動車)より保険料金は安いのでしょうか?

さあ気になりますね。

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まず、自動車保険であっても全ての自動車への加入が義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」については、その保険料金に違いはほとんどありません。

自賠責保険の料金比較
保険期間軽自動車乗用自動車差額
保険料(1年)15,13015,520+390
保険料(2年)25,07025,830+760
保険料(3年)34,82035,950+1,130

正確に言えば軽自動車の方がちょっとだけ安いです。差額は年額で390円、3年で1,130円ですので安いといえば安いのですが、まあ正直大差ない感じですね。

ではここからが本番です。任意自動車保険ではどうなのでしょうか。実際に見積もりを比べてみましょう。

ここで注意しなければならない点は、軽自動車と小型・普通乗用車では型式別料率クラスのシステムが若干異なるという事です。

2020年に軽自動車にも型式別料率クラス制度が導入されましたが、軽自動車は3段階評価であること等若干の違いがあります。

従って保険料金を比較する乗用自動車の型式(車種やモデルを識別する型番)によっては料率クラスが大幅に変わって保険料金にも影響します。

この辺りを意識して比較をしていきましょう。

軽自動車と乗用車の保険1

それでは実際に、任意自動車保険で軽自動車と自家用乗用自動車の料金を比較してみましょう。

契約条件は以下として、車のみを変更して料金見積もりを出してみます。

●見積もり条件

保険料金 見積もり条件
見積タイプ年齢年齢条件等級免許色
タイプ2626歳26歳以上補償10ブルー
共通条件
・年間走行距離:【 5000km未満 】
・運転者限定:【 なし 】
・事故あり係数:【 なし 】
・対人・対物:【 無制限 】
・人身傷害:【 5000万円 】

今回は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)の年齢については「タイプ26」で見積もりを比較します。

●今回比較する車

軽自動車と保険料金を比較
車種型式料率クラス
合計ASV割
ハスラーMR41S11226×
インプレッサXVGP7352515×
パッソM700A775524×
アクアNHP10999734×

※軽自動車(ハスラー)の料率クラスは3段階評価
※小型・普通乗用車の料率クラスは17段階評価
※2020年8月時点での調査内容となります

今回は軽自動車ハスラー(型式:MR41S)と他の小型自動車の保険料金を見積もり比較してみます。

パッソ(型式:M700A)は良好な料率クラス評価の車であり、軽自動車ハスラーとの基本的な比較対象として見ていきます。

インプレッサXV(型式:GP7)はそれよりもかなり優秀な料率クラスとして、アクア(型式:NHP10)はもっとも料率クラスの評価が低い(悪い)車として保険料金を比較検証していきます。

果たしてどれだけ料金が変わってくるのか興味深いですね。

さあ、それでは結果です。車両保険の有無によって2つの表を作成しました。

まずは車両保険なし条件での金額比較です。

保険料金比較 - 車両保険なし
車種保険料金差額
ハスラー20,160
インプレッサXV20,440+280
パッソ23,600+3,440
アクア27,130+6,970

結果としては、軽自動車(ハスラー)の保険料金が最も安い結果となりました。

しかし、インプレッサXVは料率クラスが優秀なだけあってかなり僅差となっています。条件次第ではインプレッサXVの方が下回る(安い)ことも確認できています。

そもそもインプレッサXVは車格的に少々上のクラスに位置しており、他のコンパクトカーと比べ車両保険的には高めになり易く不利感は否めない点は言及しておきます。

パッソ、アクアに関しても順料率クラスからすると順当な結果ですね。

結果から車両保険なしの条件では、概ね軽自動車の方が保険料金は安いと言えそうです。

続いては車両保険あり条件での金額を比較します。

こちらは「フルカバータイプ」の車両保険をセットした場合の保険料金比較になります。

 保険料金比較 - 車両保険あり(フルカバー)
車種保険料金差額
ハスラー38,880
インプレッサXV39,300+420
パッソ41,620+2,740
アクア49,820+10,940

車両保険ありの条件でも、軽自動車(ハスラー)の保険料金が安いという結果となりました。

インプレッサXVと僅差となってる点は「車両保険なし」と同様です。

パッソ、アクアに関しては料率クラスの評価通り順当な保険料金であり、差額となっていると思います。パッソの差額が「車両保険なし」よりやや小さくなっていますが「車両項目クラス」の優良評価からすると妥当なところではないでしょうか。

今回の結果から車両保険付きの条件でも概ね軽自動車の方が保険料金は安いと言えそうです。

ただし同クラス帯でも優秀な料率クラスの車であればハスラーより安かった可能性は十分あります。

車両保険の有無によって微妙に差額は変わりますが、任意自動車保険においても軽自動車の方が安いという事で良いかと思います。

また、2つの見積もり比較から料金差額を簡単にまとめると。

軽自動車VS乗用車 保険料金差額
車両保険なし小~中
車両保険あり中~大

保険金額の高くなる「車両保険あり」の方が当然、差額が大きい傾向があります。

ただし、この辺りは比較する車種(型式)の料率クラスによってもかなり変わります。「料率クラスがとても優秀でかつ、契約条件によっては逆転する事もある」という補足も必要そうです。

基本的には軽自動車の方が安いが、優秀な料率クラスを持つ小型・普通自動車では軽自動車より保険料が安い場合があるという事だけ覚えておいて頂ければと思います。

型式別料率クラスは確かに保険料金に影響しますが、契約条件によってもトータル金額は変わってきます。

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軽自動車と乗用車の保険料2

今回は素朴な疑問。「軽自動車の保険料金はやっぱり安いのか?」を検証してみました。

他のコンパクトカーと比べてどうなのか、興味深い案件でした。

結果としては、比較する車の車両料率クラスにはよるものの、概ね軽自動車の方が保険料金は安くなる事が分かりました。ただ、その差額は「車両保険なし」の場合には小さくなるという結果もでています。

任意保険についても軽自動車の有利は揺るぎない事実ですが、軽自動車の経済的優位性は、それのみならず自動車税や重量税などの税制や、燃費の良さも含めた統合的な面が強いとも感じました。

何はともあれ、軽自動車は素晴らしく独創的な規格であり、もはや無くてはならない存在だと思います。

それでは、軽自動車と普通自動車の保険料金を簡単にいえば!

今回のテーマを簡単に言えば!

 自賠責保険では軽自動車の方が乗用車よりも微妙に安いが大差なし。

 任意保険では軽自動車のほうが乗用車よりも概ね保険料金は安い。

 任意保険では車両料率クラスによっては、乗用車の方が安くなる場合もある。

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