PR

車の自動運転レベルとは?SAEによる運転自動化システムの段階を解説。今後の自動車保険にも大きく影響?!

自動運転のレベル3

近い未来。そう遠くない先に車の自動運転化は実現される事でしょう。

その自動運転については、運転自動化システムの機能によって幾つかのレベルが設けられています。

それによって、「手動運転」から「自動運転」までのどの段階であるかを分かりやすく定義しています。

どこからどこまでが自動運転なのか?何ができたら自動運転なのか?をザックリ整理している訳です。

【結論】一番安い、自動車保険の見つけ方

ご自身の、最も安い保険料を、今すぐ知りたいですか?

答えは「無料の、一括見積もり」です。

平均して37,154円も!保険料が安くなった、という、驚きの「数字」が出ています。

(最短3分、安心・無料)

自動運転のレベル2

自動運転についての考え方とレベル定義については、国土交通省でもSAE Internationalと呼ばれる団体による定義を採用しています。

SAEとは Society of Automotive Engineers (ソサエティ・オブ・オートモーティブ・エンジニアズ) の事であり、陸海空のあらゆる動力で動く自力推進の乗り物(オートモーティブ)」の標準化を推進する国際的な非営利団体です。

その中でもSAEの「国際規約J3016」は、自律走行のためのシステムを備えた自動車について用語と分類、そして定義を記述しているものです。

J3016では自動運転のレベルをレベル0~レベル5の6段階に分けて考えられています。

さて、そのSAEによる自動運転レベルの定義ですが、簡単に表にすると以下の様になります。

運転自動化レベルの概要
運転自動化レベル 自動化の程度 概要
レベル0 運転自動化なし 運転者が全ての動的タスクを実行。
レベル1 運転支援 システムが前後・左右のいずれかの車両制御を実施。
レベル2 部分運転自動化 特定条件下での自動運転機能。
レベル3 条件付き運転自動化 システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対してドライバーが適切に対応することが必要。
レベル4 高度運転自動化 特定条件下においてシステムが全ての運転
タスクを実施。
レベル5 完全運転自動化 常にシステムが全ての運転タスクを実施。

これは公益社団法人自動車技術会(JSAE)が、JASOテクニカルペーパ「自動車用運転自動化システムのレベル分類及び定義」として発行しているものをベースに簡単に説明したものです。

このJASOテクニカルペーパはSAE J3016の日本語参考訳として2018年2月1日に発行・公開されています。

JASOとは公益社団法人自動車技術会(JSAE)が制定する工業規格のことです。自動車に関わる技術進歩や安全性の確保、ならびに生産の効率化に寄与することを目的としています。

それでは簡単に運転自動化の各レベルについて説明してみましょう。

▼ レベル0 – 運転自動化なし

これは読んで字のごとく、自動運転が全くない状態です。

運転者が全ての運転作業を行います。運転自動化システムは搭載がないか、あっても介入がありません。

▼ レベル1 – 運転支援

自動運転までではないが、システムが前後・左右のいずれかの車両制御を実施してドライバーの運転支援を行います。

例えば、自動ブレーキ(AEB)、前車追走(ACC)、車線はみ出し防止(LKAS)のなどの機能がそれにあたり、それぞれが単独で動作しているレベルです。

▼ レベル2 – 部分運転自動化

特定条件下での自動運転機能により、部分的に自動運転を実現していえるのがこのレベル2になります。

特定条件下とは、例えば「高速道路の走行時」や「明確に認識できる走行車線が存在する」場合がイメージしやすいと思います。

レベル2の機能としては以下が挙げられます。

・車線を維持しながら前のクルマに付いて走る(LKAS+ACC)
・高速道路での自動運転モード機能

これらの機能がレベル1と異なるのはそれぞれの機能が連携して動作している点です。

▼ レベル3 – 条件付き運転自動化

レベル3になれば、特定条件下(レベル2同様)においてシステムが運転の全てを行いますので、初めて自動運転システムと認められる事になります。ただし、システムが対応できない場面においてはドライバーに運転を切り替える前提となっています。

特定の条件でドライバーはハンドルから手を放し、アクセル・ブレーキの操作も行わずにシステムに運転を任せることが可能ですが、システムからの要求があった場合にはドライバーが運転を引き継ぎ再開する必要があります。

▼ レベル4 – 高度運転自動化

さらにレベル4では「特定条件下における完全自動運転」と更に高度な自動運転化が想定されています。レベル3ではドライバーへの運転切り替え・引き継ぎ場面が発生する前提ですが、レベル4ではドライバーが運転を引き継がない場合でもシステム側で安全に停車までを行います。

「高速道路での完全自動運転化」もレベル4として位置付けられています。

▼ レベル5 – 完全運転自動化

最高レベル5では、それこそ我々が思い描く完全自動運転が実現されます。システムが動作するための特定条件はなく、常に、あらゆる状況で無制限にシステム側で自動運転が行われます。当然ですが、レベル4と同様にドライバーの介入は前提とされていません。

ここまで来ると、変形しないトランスフォーマー的な車といえるでしょう。

システム側で自立的に判断して安全に目的地まで運んでくれます。その頃は普通にA.I.と会話ができる様な車を超えた全く別のデバイスとなっているかも知れませんね。

自動運転のレベル1

各社自動運転システムについては凄い勢いで開発が進んでいますね。国土交通省の資料によれば、レベル4での高速道路での完全な運転自動化については2025年を目途に実現されるとされています。

だとすれば、レベル5の完全自動運転化はまだまだ先になりそうです。

しかし、それが実現されたとき車のあり方、使われ方はガラッと変わることでしょう。まさにパラダイムシフトが起こるのではないでしょうか。

その時、自動車保険もどの様な形態となっているのか興味は尽きません。

それでは、自動運転レベルを簡単にいえば!

今回のテーマを簡単に言えば!

 運転自動化の段階はSAEの定義において、レベル0~5まで6段階で示されている。

 システムによる自動運転と呼べるのはレベル3以降。

 国土交通省で想定する「高速道路での完全自動運転(レベル4)」の実現目途は2025年。

 完全自動運転が実現された場合、同時に車の商品としての位置付けや自動車保険の形態について大きな変革となる可能性が高い。

ここまで自動車保険に関する内容を、詳しく見てきました。
しかし、今の保険料が「高い」のか「妥当」なのかは、他人と比べても分かりません。

「複数の保険会社から見積もりを取り、比較する」これ以外に、保険料を安くする「正解」は存在しないのです。

「分かってはいるけど、比較サイトは個人情報を入れるのが不安…」 「しつこい営業電話がかかってきそうで嫌だ…」

その「ためらい」が、年間で数万円の節約チャンスを逃しているとしたら、どうでしょうか?

だからこそ、私が信頼し、お勧めするのが「自動車保険見積もりのインズウェブ」です。

大手SBIグループが運営(個人情報の取り扱いが万全)

●公式サイトで「しつこい勧誘は一切なし」と約束

ここまで読んだあなたなら、もう、大丈夫。
あとは実際に、見積もりを見比べて、一番の保険を選びましょう。

一括見積できる保険会社
aig 最大20社